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内容説明
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蕪村さんが好物だった鮒鮨、では他に江戸時代のフナ料理とは?平清盛さんが食べたスズキ料理とはどんなもの?最も旨いマス・サケ類は?ホンモロコが食べられなくなる?ナマズ、ハモ、フグ、ボラ、カツオ、アユ、アンコウ等々について。魚の生態学研究四十五年の先生が、「家が傾く」と呆れ顔の奥方を横目に、食い意地と古今の書物漫遊癖を駆使して綴った渾身の、いや絶品の魚食文化エッセイ。
目次
第1章 フナいろいろ
第2章 スズキ、細鱗に包まれた美味
第3章 ナマズの沖すき
第4章 最も旨いマス・サケ類は?
第5章 エツとタウナギとタツノオトシゴと
第6章 ハモとフグ
第7章 正月のおせち-ごまめ・たづくり・ことのばら
第8章 ホンモロコの塩焼き
第9章 出世魚ボラとからすみ
第10章 左ヒラメの右カレイ?
第11章 江戸の華-初カツオ
第12章 アユ
第13章 アンコウは吊るし切り
第14章 ウナギの蒲焼き
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
マサトク
0
タイトルの通り、古代から近代までの魚の食べ方を文献によりつつ紹介する一冊。それなりに面白く読めたが、書き手が研究者であって料理人ではない点にうらみはある。具体的に再現してどうだったかがやはり気になるところだな。2015/11/11
ま~やん
0
脱落・・・。2012/03/19
みい⇔みさまる@この世の悪であれ
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☆×2.5…これは残念ながら非常に読みづらいのです。なぜかって?文章の整合性が見られなくていきなり古典を現代語訳なしで出してくれます。途中に入る歌も読む側の読みやすさを考えておりませんし。ただ、魚に関しては過去の輸送方法での苦労も書かれていて面白くはありましたが。2010/05/26