内容説明
世界中から2万人が参加した、米人気ラジオ番組発
「退屈するための」実験的プロジェクト
ポイントはスマホとのつき合い方。
画面を見ているうちに、ハッと気がついたら2時間たっていたときの、あの後ろめたさ。スキマ時間を有効活用しているはずなのに、なぜか長くなっていくToDoリスト。メールの返信に追われて何もできない午前中……。
便利に使っていたはずのスマホに、いつの間にか使われていないだろうか?
本書を読んで、今日から1週間「退屈するための」プログラムに参加してみよう。
退屈な時間にこそ、アイディアがひらめくことが必ず実感できる!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
くさてる
26
学術的な内容ではなく、どちらかといえば、スマホと自分の関係に戸惑った著者があれこれ体当たりしている感じの内容。「スマホ、やばくね?なんか時間が無駄になったり、ものごとに集中できなくなったりしてない?」と思いつつ、だから悪!と決めつけることなく、なるべく両論併記で中立的な立場を取ろうとして、実際にスマホ断ちしようとしても、そんなに長い時間は手離せない現実も正直に告白してることがリアル。そう、目の前にある便利な機器とどう付き合っていくかっていうことが大事なんであって、断罪したってあんまり意味は無いのだ。2018/02/17
Eric
22
退屈を増やすというより、スマホを手放すことを奨励する本。2021/04/11
kubottar
17
退屈する時間がスマホに奪われてしまったから人は創造性がなくなってしまった。人は退屈するから何かを創造しようと考える。しかし、今や隙間時間はスマホのおもしろアプリに全て奪われてる。ほんと、自分にとって痛いほどわかる内容だった。自分で深く考えるよりもネットで検索すればすぐに答えが貰える時代、人間の機能が落ちてただスマホに暇と金を吸われているのかもしれない。2017/12/29
魚京童!
16
今にぴったりだ。退屈だ。退屈を受け入れて、今を生きる。周りを見る。世界を眺める。禅だ。正法眼蔵だ。無為の中の、無為。意味が分からない。意味なんてない。ただ、そこにいる。たゆたっている。そうしたら何か思いつくのだろう。退屈なんだから、時間が流れていく。秋の夜長に考える時間はたっぷりある。そして流れていく。煙草がいいのは時間がわかるのだろう。蚊取り線香でもいいじゃないかって思ってしまうところが終わっているのだろう。ろうそくでもいい。昔から闇夜と明かりはそういう意味があったのだろう。LEDとかくそったれだよね。2024/11/24
めぐみ
12
「洗濯物を畳んでいるあいだは生産性じゃない気がするけど、じつのところ脳は活発に働いている」 退屈から逃げず、退屈を受け入れ、退屈を楽しもう!!!2018/02/01
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