HJ文庫<br> 知識チートVS時間ループ

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HJ文庫
知識チートVS時間ループ

  • ISBN:9784798615868

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内容説明

――その日、二人の日本人が異世界に召喚された。一人は清楚で可憐な姫君から救世主と慕われ、現代知識や情報を自在に引き出す【知識チート】を得た大学生・陣之内和斗。一人はダークエルフの美女が率いる魔族のはぐれ部隊に拾われ、部隊の死を引き金に【時間ループ】に目覚めた少年・風早朗。知識と発想力で姫や仲間たちの為に力を尽くす和斗に対し、何度も仲間の死を経験し、最善を選ぼうと必死な朗――人類VS魔族による大戦が激化する異世界で、勝利を掴むのはどちらか!?

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

θ(シータ)

36
「ロウってば大丈夫? しごかれすぎて、頭ぶつけたとか?」同じ異世界に2人の日本人が召喚された。1人が『知識チート』を持つ者、もう1人が『時間ループ』を持つ者。彼らは運命の悪戯なのか対立してしまう。果たして勝利の女神が微笑むのはどちらのチート能力者になるのか…!?1巻は土台作りで2巻から本腰を入れて物語が動き始める感じかな。少し退屈だったところもあったけど、タブル主人公スタイルが片方に偏らずに機能していて面白かった。今のところは魔族側に勝ってほしいね。なお、理由はキャラが好みだからである。星2つ【⭐️⭐️】2018/04/18

METHIE

11
このライトノベルがすごい!で紹介されていてので。 実は作者のツイートから打ち切りと言う事は知っていたが面白かった。 タイトルを見れば分かるがこれ程までに昨今の異世界ファンタジーブームに対して、批評的だとわかるものも珍しい。作者も構想として、異能の力や現実世界で逃げ出した者が現実世界の力を使うのは如何なものか?という事をやりたかったそうだが、未完なのが残念。2019/01/13

真白優樹

11
―――人か、魔か。その行方を期せずして握るは、2人の異邦人。万物の知識か、繰り返しの異能か。光の中を歩く救世譚か、泥に塗れながらも進む英雄譚か。光と闇、それぞれの道を歩いてきた者達が異世界で出会い、敵となるこの物語。こうも心が踊り、滾るのは何故か。それは、2人のどちらにも離したくない日常があり、全てを懸ける戦いがあり、譲れぬ義があるからなのだ。だからこの物語は心の原初の部分を熱くさせるのである。宣戦布告も完了しまずは痛み分け、この先二人はどんな手を打ち、世界を導いていくのか。 次巻も須らく期待である。2017/12/05

くもり

10
これ面白い!異世界転生した2人の主人公だけど、片や歓迎、片や命の危機と、陰と陽に分かれたような2人の対比と、その2人の対決に興奮。特に朗サイドが面白かった。作中にあった"シンプル"な生き方ってのが野性的だけど生命力も感じるというか、私は絶対無理って思うんだけど、そこに染まっていこうとする朗に痺れたわ。続きがとても気になる!2017/12/13

ユウ

9
召喚された主人公が現代の知識を使い、人類を守ろうする。一方別の理由で転移してきたもう1人の主人公。人類の敵である魔族に拾われとある理由で時間ループの能力を得る。2人の主人公が別視点別陣営でのお話。生きてきた人生が全く異なり、性格や考え方も真逆である2人の主人公。だが共通しているのは自分を頼っているまたは助けてくれた【味方や仲間】のために力や能力を使う。そんな2人が戦うからこそ面白いのではないかと思いました。今後どのように進んでいくのか、気になりました。2020/01/26

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