内容説明
主神オーディンと悪神ロキ、戦乙女ヴァルキュリャや大蛇ヨルムンガンドたちの織りなす、勇猛にしてどこか陰のある北欧神話の世界は、冒険と宝物の満載されたまさにファンタジーの原風景といえるでしょう。本書では、北欧神話のあらすじから主な登場人物、アイテム、さらに神話の主な担い手だったヴァイキングたちの生活まで図解で解説。北欧神話を知りたい人の入り口として最適の一冊です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
宇宙猫
23
挫折。思ったよりずっと分厚かったが、北欧神話の内容はサラっと触れて、後は殆ど登場人物野紹介だったのが拍子抜け。2017/09/11
Eradist
15
図解雑学シリーズと同じ感じ。あんまり尖った記述はないよくもわるくもオーソドックスな内容。ヴィキングの生活が最後の方に載ってるのがこの本と特徴かもしれない。図解をパラパラめくるだけでも楽しめた。2020/10/17
水無月十六(ニール・フィレル)
8
漫画やゲーム映画のモチーフなど様々な創作作品に使われている北欧神話についてまとめられた本。もともと北欧神話自体が様々な二次創作も含まれてまとまりがないものであるようで、それらの内容を簡潔ながら網羅的にまとめられているためか、簡潔とはいえそこそこ内容がごちゃついてしまってはいる。それぞれ精査しつつ、北欧神話の世界を愉しみたいところ。北欧神話をまとめた本としては結構網羅的な方なので、とっかかりの一つとしてはおすすめ。2021/10/22
神坂 心葉
6
ちょびちょびですが、読みました。 何か小説を書くときに他のページも読みたいです。2011/05/29
ともブン
3
北欧神話を図解と文章で簡潔にまとめた本 初めて北欧神話に触れたが、マイティーソーや進撃の巨人などに出てくる人物や地名などの下敷きになったのを知った。 個人的に気に入ったのは、忍びのようなスキールニルと猫2匹の戦車に乗るフレイヤ。もっと掘り下げて知りたいと思った。 本の最後の章には、この神話を信じた北欧の人々の暮らしぶりが描かれており、神話そのものよりも深く興味を惹かれた。 それにしてもキリスト教は罪深いな…。このような土着の神話を書き換え神々の扱いを貶めるとは。一体キリスト教とはなんなんだろう…。2020/12/27