竹書房文庫<br> 悪意怪談

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竹書房文庫
悪意怪談

  • 著者名:エブリスタ【編】
  • 価格 ¥715(本体¥650)
  • 竹書房(2017/11発売)
  • GWに本を読もう!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~5/6)
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  • ISBN:9784801912779

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内容説明

「コレ捨てたいんだけど、人間って何ゴミ?」
史上最狂の「サイコホラーコンテスト」より外に出るのが怖くなる地獄の15話を収録。
すぐそばの狂気、毒人間たちの日常サイコホラー!


変質者から追われて逃げ込んだ顔見知りのおばさんの家。そこには見てはいけない部屋が…「こどもひゃくとおばんの家」、通学途中に突然現れ、じゃんけんを仕掛けてくるおじさん。勝つとお菓子をくれるが、負けると…「じゃんけんおじさん」、朝起きると、手に千切れたハトの首を握っている大学生。本人は夢遊病を疑うが、実は夜に母親が…「夢魔」ほか、人間の狂気と猟奇が炸裂する絶叫サイコホラー。静かに忍び寄る狂気から、おぞましきスプラッターまで、生々しい恐怖がこれでもかと襲い来る。笑顔の裏の悪意、日常の落とし穴……もう誰も信用できない!

〈収録話〉
「赤とか黒とか白とか金とか」純鈍
「Endless」快紗瑠
「こどもひゃくとおばんの家」闇桜
「知らない電話番号」焼きそばパン
「じゃんけんおじさん」渡波みずき
「澄子」くがつなな
「誰が死んだ」oomori
「罪と罰ショウ」青山瑞希
「特別」真山おーすけ
「母の嘘」百壁ネロ
「パパは檻の中で生きている」佐久間譲司
「見えざる狂喜」快紗瑠
「夢魔」相沢泉見

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

夢追人009

132
カバーイラストの憎き相手を呪い殺そうと企んで藁人形に針を突き刺す話はありませんが、筋金入りの恐怖が堪能できる15編の文字通り「悪意怪談」傑作短編集です。『じゃんけんおじさん』通学途中に突然じゃんけん勝負を仕掛けて来る変なおじさんは勝つと気前よくお菓子をくれるのだが、負けると頭上に大鎌が!『夢魔』『特別』は行き過ぎた母性愛の話。『冷蔵庫』は暴力をふるう父が錯乱の果てに母と娘に本気で襲い掛かった狂乱の夜。小刀で必死に応戦し何とか終息した一年後母が冷蔵庫に向けて話しかける。中には西瓜かと思いきや何と父の生首が!2020/01/26

さといも

15
前作は幽霊だったけど今回は生きている人間の恐怖。忙しい時に短編集はいつでも本を置けると思っていたらいつでも読めるやと、本から遠のいてしまった。それでも読むと背筋がゾクゾクして楽しかった。2018/02/11

霧香

5
〇 帯が怖い。狂った人との望んでない接触が一番怖いのかもしれない。2019/12/22

銀華

5
小説投稿サイトから抜粋された怪談話。『ためしに怪談きいたら、やっぱり幽霊いるし怖すぎた。』は幽霊の話だったけど、今巻は生きている人間の話。近所で見掛ける人だったり、知人だったり、親しい間柄の人間や家族の中でさえ、狂気に陥った人の話があったけど、母親や妻が精神的に狂っている話が多め。その中で『誰が死んだ』がカルト教団の話だったので、物珍しさに印象が残りました。もう少し怖さが欲しいと云うより、表現が欲しいところ。気軽に読めるのが良い点なので、今後も読むと思います。2018/10/03

dotkawahagi_bk@だいたいホラー小説しか読まない

4
底のしれない人の悪意。それはどこかで牙を向き他人に襲いかかる。今日は大丈夫でも、明日は自分自身が餌食になるかもしれない。そして、自分自身もいつしか悪意で誰かを害してしまう日が来るかもしれない。 *** 人間の悪意や人間の怖さが題材の話の怖い話集。読んでて釈然としない話が多くてちょっと残念だったかも。 「罪と罰ショウ」のとち狂ってる感じはよかった。話はかなり痛そうな話だったが。 「パパは檻の中で生きている」もなかなか怖かった。2025/01/30

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