ヘレン・ケラー自伝 (新装版)

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ヘレン・ケラー自伝 (新装版)

  • ISBN:9784061499232

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内容説明

ヘレン・ケラーは19世紀後半、アメリカに生まれた社会福祉活動家です。この本は彼女が22歳のときに書いた『わたしの生涯』の翻訳として、かつて刊行されたものをもとにしています。見えない、聞こえない、話せない、の三重苦を、驚くべき努力と周囲の支援で乗り越え、やがて障害者教育、福祉の発展に尽くしました。 巻末には、ヘレンの教育者・サリバン先生の生涯について、東海大学教授・鳥飼行博氏の解説を収録。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

MILKy

18
【売】1981.2017自分的課題図書として読む。幼少の絵本以来?!懐かしい火の鳥文庫🎈👧見えない、聞こえない、話せないの三重苦ながらにこの偉業を成し遂げられたことは想像を絶するほど。赤ちゃんの頃に病気するまでに頭が良く、当時覚えたことをかのサリバン先生との井戸水ポンプの場面で思い出す、そこから動き出す。そう、すごいのはヘレンだけでなく運命的に出会えたサリバン先生あってのこと。先生は自分以上にヘレンに熱心でした。家族以上の家族。出会いの力って尋常ない。そして本作の描写がとても彩り豊か。2024/02/23

Hiroki Nishizumi

6
良いね。サリバン先生は愛を雲に例えるなどクレバーさが引き立つ。ほんと偉大さに感心することしきり。2019/05/30

あだっち55

1
ヘレンは全盲・聾啞であるにも関わらず、物には全てに名前があり言葉には意味があることに気づいてから、学ぶ楽しさに目覚め、世界が広がり、ナイアガラの滝に感動したり、水面に映る月の光を感じることさえ出来る様になった。それには、彼女の想像を絶する努力と強い意志があったと思う。そしてまた、「女性でも障がい者でも努力すれば才能を伸ばし、進むべき道をみつけることができる」と確信するサリバン先生やグラハム・ベル博士の支えがあったからこそなのだと知った。2021/01/06

三陽パパ

1
ヘレンは目が見えなくて耳が聞こえなくても、大きな滝に感動したり、湖に浮かぶ月を感じることができます。音も光もない世界は「無」ではなく、当たり前のように素晴らしい日常を送ることができるということを伝えてくれたヘレンとサリバン先生の努力には心から敬服します。ベル博士がヘレンに助言した「あなたのこれからの仕事を決めるのは、あなたではないんだよ。わたしたちは、ただ宇宙を支配している大きな力の道具にすぎないのだ」という言葉は子どもたちが将来の進路に迷ったら思い出してほしいです。2018/08/04

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