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内容説明
1820年、フローレンス・ナイチンゲールは、イタリアのフィレンツェで、両親の旅行中に生まれました。家庭はイギリスの裕福な階層で、貧しい人々、病気で苦しむ人々に接するうち、看護の仕事へ興味を抱きます。クリミア戦争が起こると、ナイチンゲールは国からの要請で、現地のイギリス軍の病院で働くことに。 活躍は本国でも報道されました。その後、看護学校を設立、同時に職業としての地位向上にも尽力しました。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ゆのん
60
【児童書】誰もが名前だけは知っているナイチンゲール。今年、生誕200年。女性が仕事を持つ事さえ否とされていた時代の話。仕事だけでは無く、好きな観劇でさえもとことん突き詰める探究心と芯の強さに感銘を受ける。困難な道をブレる事無く進む姿は神々しささえ感じる。2052020/09/05
kumami
5
こどもが図書館で借りてきた本。名前は知っていたけれど、人生や功績をこの本で初めて知った。上流階級に生まれながら、看護の道を志し、家族の反対を押し切って30歳にしてようやくその世界に飛び込む。すごいのは、単に彼女ひとりが看護に身を尽くしただけでなく、軍や国家に提言し、後世に残る看護の基礎を作り上げたこと。偉人というのはまさにそういう人たちですよね。働き過ぎて病気になったあとも、執筆や手紙の返事などを通じて、実践と教育、啓蒙を一生をかけてやり遂げたエネルギーがすごい。2025/05/03
yottiiy
2
知っているようでちゃんと知らなかった偉人のことを、こどもと一緒に勉強。とても読みやすい。2025/01/13
ぴーとろ
1
1820年生まれ。フローレンス・ナイチンゲール。裕福な貴族の娘として生まれる。当時の病院は衛生環境含めて環境が悪く、看護師という職業自体もいやしい職業と見られていた。ナイチンゲールは看護で有名だが、実は統計学の基礎を作り上げた人でもある。軍人と一般人の病気になる割合を比較し、軍の衛生環境を大きく改善した。また「看護覚え書」という保健衛生に関する本を出版しベストセラーになり、ナイチンゲール看護学校を作って看護士の質の向上させた。読みたかった衛生環境の改善の詳細が書かれていなかったのが残念。2024/04/22
あきら
1
20190084 自分の信念を曲げずに、こんなにも仕事に打ち込む事が出来るだろうか。人間としての器が違いすぎて尊敬とかいうレベルでは足りない。 2019/12/29
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