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内容説明
アルバート・アインシュタインは、19世紀後半、ドイツに生まれたユダヤ人の科学者です。 「時間や空間がのびちぢみする」「光が重力で曲がる」など 当時の常識をくつがえす「相対性理論」を打ち立て、科学の発展に大きく貢献しました。 そして、1922年『光量子の理論』でノーベル物理学賞を受賞します。 ところが、アインシュタインのその後の研究は軍事に転用され、アメリカの原子爆弾の開発につながっていくのです。
目次
はじめに
1 おとなしい男の子
2 青春のスイス
3 科学の巨人、世界をめぐる
4 しのびよる影
5 老巨人の死
アインシュタインの年表
解説 老巨人のゆいごん 岡田好惠
アインシュタインをめぐる歴史人物伝
アインシュタインと平和を目指した者たち
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
コトウ ヨウコ
2
子どもの読書感想文で興味を持ったので借り読み。幼いなぜなぜ坊やのアインシュタインに、根気強く疑問に答えた両親、何よりぎじゅつのヤコブおじさんなよる「わかる」知の探求がどんなにか素晴らしい環境だったか。子どもの素養ももちろんの事、伸ばしてあげられる環境づくりの大切さを痛感した。…こんな天才児ではないが、伸ばせるかなー(;´∀`)読み終えたが、相対性理論は人に説明できるほど理解できていない残念な我が頭。2020/01/04
だいち
1
人柄も優れた天才には、もう嫉妬をする隙がない。2023/09/10
ひで
1
「自然には、隠された規則がある。」と感じ、その規則をひとつでも、明らかにしたいと、こつこつ勉強を続けた。わからないことは、わかるまであきらめずに調べ続けた。実験や観察の結果から得られた事実をもとに、素晴らしい想像力を発揮し、『相対性理論』『E=mc2』『光量子の理論』などを導きだした。好奇心と、粘り強さ、直感力のよさにより科学者として大成したのだと思った。二度の世界対戦の時代を、生き抜いた偉大なユダヤ人科学者アインシュタイン。子供向けに書かれた伝記なので、わかりやすくまとまっていて読みやすかった。2020/06/13