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内容説明
人間関係の中で生まれる小さなトゲや心のからまり。
やさしい自分でいたいのに、本当はもっとやさしい自分のはずなのに、
怒りや嫉妬がそれを邪魔することって、ありませんか?
長く連れ添った夫や妻、子ども、嫁や婿。そして、気心知れた友人、ご近所さん。
自分の周囲の誰かと、思っているよりもう半歩だけ、ちょっと距離を置いてみると、やさしさを取り戻し、本来の自分らしく、心地よく生きられる。
そう説くのが、本書の著者、90歳の現役弁護士、湯川久子氏です。
やさしく、しなやかに、あらがわず、でも、流されず――。
多くの相談者が「話すだけで心が軽くなった」と信頼を寄せる現役弁護士の生き様から紡ぎ出される言葉が、あなた本来のやさしさを、きっと思い出させてくれることでしょう。
*目次より
◎争いごとで「命の時間」を無駄にしない
◎正しいことを言うときは、ほんの少しひかえめに
◎お互いの「台所の奥」には入らない
◎「話す」ことで問題とほどよい距離が生まれる
◎誰かのために流した涙が人の心を育てていく
◎人は一番の本音を言わずに、二番目を言いたくなる生き物
◎「あたりまえ」と言いたくなったら立ち止まる
◎一人で生きているつもりでも、一人きりで生き抜くことはできない
◎立つ鳥は余分なお金を残さない
◎時の流れは「一番つらかったこと」を「一番の思い出」に変える
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あすなろ
100
90歳の現役女性弁護士である著者によるエッセイ集。かなり以前から書店店頭にて気になってた本。上記にワザと女性弁護士と記したが、その長年の温かい目も本書に生きていると思ったから。内容は、題名のとおり、ほどよく距離を置いた人間関係が良い。今をどう動くかが一番の判断基準で相手を家族・親子であろうが1人の人間として扱い、当たり前と思ったことは一度立ち止まって考え、半歩置く即ち少し距離を置くことが人間関係では大事と説いている。ナルホドと思った次第。2018/11/18
☆よいこ
69
[1章:距離を置くと糸口がみえる]自分の未熟さに気づいておく(初心を忘れない)[2章:距離があるからやさしくなれる]正しいことをいう時は、ほんの少しひかえめに。あいての良さは「ある」かどうかではなく「見る」かどうか。誰かに投げかけたものは同じ顔をして返ってくる。[3章:素直さとともに生きる]嘘は自分を苦しめる。心の居場所をつくること。[4章:心いきいきと、今を楽しむ]▽元校長先生がかしてくださいました。九州の女性弁護士第1号だった90歳現役弁護士が書く、人間関係の極意。素直に読むことができた。2019/02/19
esop
55
染みた〜 著者は九州初の女性弁護士、湯川久子さん。90歳を過ぎてなお現役らしい 一つ一つの言葉が丁寧で、心にスッと入ってくる 弁護士という職を通じて著者が学んだ人との関わり方であったり、心の持ち方などの人生の処世訓が満載でした ほどよく距離があるとき人は不思議と優しくなれる/正しいことを言う時は控えめに、相手を傷つけないように/互いの人生を尊重して距離を置く/好きなことにエネルギーを注ぐ人こそ幸せに/趣味とは心の居場所ー多ければ視界が広がる/70歳を過ぎたら遺言書を書きなさい/1日を一生のように生きる2025/08/26
Take@磨穿鉄靴
53
母の本棚より。90歳の現役弁護士という著者の肩書にまず驚く。その文章からは優しさや落ち着きが溢れている。途中クリスチャンという話も出てきてこの心の安定感、穏やかさはその影響もあるのかと感じた。ただそれが良くも悪くも前面に出過ぎていて教科書的であり響かなかった感はある。ただ生々しい部分と向き合う弁護士としてこの心の清浄さを保つのは著者の強さだと感じるし本の内容はさておき著者の魅力だとは思う。2020/11/09
パフちゃん@かのん変更
40
「あたりまえ」は時代や環境によって違う。正しいことを言うときは、ほんの少し控えめに。正しさは人を傷つけることがある。「和」を尊び選ぼうとする人は、必ず幸せになる。ほどよく忘れた人は幸福度が倍になる。などなど・・・2023/10/28
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