内容説明
全米で大絶賛! YouTube累計2200万再生超
「やっと、自分のことが好きになれた!」「すべてが網羅されたLGBTのことをまったく知らないためのパーフェクト・ガイド」「もし私が教師なら、この最高の教科書を全員に読ませたい」
本人・友人・親・先生・同僚
みんな読んでる
入門書&決定版!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kaizen@名古屋de朝活読書会
32
#感想歌 二元論より多元論少数者合計すれば多数者より多(た) 2018/01/21
G-dark
25
身分証明書、テストの解答用紙、トイレなど、日常生活の様々な場面で自分の性別を男女のどちらかに分類する機会があるけれど、実際にはハッキリと分類することは難しい、と教えてくれる本です。トランス、ノンバイナリー、シス、バイ、パン、クィアなど様々な用語がこの本の中で紹介されているけれど、必ずしもそのどれかに自分や他者を当てはめて、型にはまった姿になる必要はなく、ピンとくる言葉が無いのなら自分でしっくりくる言葉を作ってしまえばいいし、ラベルは一つしか選べないわけでは無い、とわたしはこの本に気づかされました。2018/08/01
katsubek
24
アイデンティティーのあまりの多様さに眩暈をおぼえるほどであった。大切なことは、一人一人であるということ。目の前の「その人」をしっかりと見ること。類型化するのではなく、ただ一人の「あなた」としてとらえようとすること。そもそも、コミュニケーションというやつは、そこからしか始まり得ないものであるはずだ。まだまだ深く考えていかねばならない。2018/07/16
アドソ
22
答えのないことを学ぶのは難しい。「LGBTのこと何も知らんくせにジェンダーを語るなっ!」て怒られそうな、そういうハードルの高さもある。結局は個人的な問題だから、語る権利もあれば黙る権利もあり、ということで、まして他人の問題には口出し無用。それが無視でも疎外でもなく理解であればいい。ラベルを貼るのはアイデンティティを説明するのには便利だけれど、ラベルが増えすぎるとその用を果たさなくなる。結局は固有名詞にまで分割されるのかな。2020/10/19
ヘジン
16
自分のジェンダー等のアイデンティティについて今まで大して考えずに生きてこられたというのは、それだけで人生相当楽してたんだな。そして自分は当事者でない認識なのだが本書のいろいろな恋愛の指向について改めて考えてみると自分の立ち位置が数ミリだけ揺らいだ。様々な概念や用語があって一度には頭に入ってこず、どれもまだ暫定的で随時知識のアップデートが必要な分野だけど、本書は現時点でとても有用だと思う。超初心者向けではないかも。アメリカではこれ以前の知識は既に常識なのか。読書メーターの会員登録時の選択、男女の別しかない。2021/07/07