内容説明
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嚥下障害は食物をうまく飲み込めない状態のこと。脳卒中などの病気や加齢による筋肉の減少、治療薬の影響など原因はさまざま。この状態を放置しておくと窒息、誤嚥、低栄養といった命にかかわる事態もまねく。治療やリハビリはどのように進めるのか。口から食べられないときの選択肢は……。本書は医療機関での取り組みをはじめ、家庭でもできる訓練法や口腔ケア、安全な食べ方・調理法などを徹底図解した決定版!
目次
【まえがき】
【症状をチェック!】見逃さないで! 嚥下障害のサイン
【とくに注意が必要な人】年齢が高くなればだれにでも起こりうる
1 口からうまく食べられない、飲み込めない
2 状態をつかんで対策を立てる
3 基礎訓練と治療で機能アップ
4 誤嚥を防いで安全に食べるために
5 十分に食べられなくなったら
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ひめありす@灯れ松明の火
12
嚥下に関する問題は持っていない人の方が多いかな?という位に多いです。飲み込めない。飲んだものが上手く落ちない。すぐに咽る。吐き戻してしまう。喉の筋力が弱くなってしまうのも原因の一つなので、予防とトレーニングを兼ねた運動が載っていてありがたかったです。口から飲み込めなくなってもそれがすべて悪になるわけではない。一番大切なのは、よく生きてもらうこと。そして飲み込む力だって回復できること。安心して。口から摂ったものだけが躰を作る訳じゃない。ハンバーグは意外と高齢者向けメニューというのが面白い。今度提案してみよう2017/03/12
或るエクレア
6
嚥下に関しては触れたことがなかったので新鮮だった。口の中を冷たい棒で触って感覚を鍛えるアイシング、唾液腺マッサージや顎のトレーニングなどがあった。食べることは栄養を取る以外にもQOLに大きく係る行為なので、どうにか自力で食べられるようにしてあげようという医療現場の頑張りが伝わってくる。2018/05/11
書庫の番人
4
仕事用で読んだけど、まぁまぁわかりやすかった。介護職や身近に高齢者がいない人はわかりにくいかも(汗)嚥下障害のリハビリはとても良かったし、仕事に取り入れたいな(*´-`)2015/01/15