講談社タイガ<br> 殺人鬼探偵の捏造美学

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紙書籍版価格 ¥792
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講談社タイガ
殺人鬼探偵の捏造美学

  • 著者名:御影瑛路【著】
  • 価格 ¥792(本体¥720)
  • 講談社(2017/11発売)
  • ポイント 7pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784062940962

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内容説明

氷鉋清廉。警察も頼りにする精神科医にして、美学に満ちた殺人鬼・マスカレード。新米刑事の百合はマスカレードに殺されたかのような怪死体に遭遇するが、先輩刑事に紹介された捜査協力者は、あろうことか氷鉋だった!父親、婚約者、恋人の証言が食い違う、謎めいた被害者・妙高麗奈を、当の氷鉋と追う百合。だが、死んだはずの被害者の目撃証言があらわれ!?

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Bugsy Malone

66
お気に入りさんの感想にそそられました。内容はというと、読み終わってみればほぼタイトル通り。しかしそこまでの持って行き方が凄い。ちょっと今迄にはない作りと言うか、一語一語に目が離せない、気が抜けない。しかも本作はまだプロローグといった趣で、次作があるならその展開がどうなるのか、物凄く気になってしまう。面白かったです。2017/12/31

まりも

58
天才精神科にして、美学に満ちた殺人鬼。これは2つの顔を持つ男・氷鉋の物語である。これは凄い。あまりにも衝撃的過ぎて読後暫くの間は呆然としてしまった。練りに練ったギミック、そして氷鉋清廉という男の狂気に満ちた美学。この2つが噛み合う事で、他では絶対に味わえない強烈な読み応えのある物語となっていました。緻密に計算された構成を一気にひっくり返す大胆さ、感じていた違和感が解消された時のあの感覚。全てが素晴らし過ぎて、最早面白いとかそういう次元すら飛び越えたレベルかもしれません。御影作品の中でも飛び抜けて好きかも。2017/11/23

カナン

54
凝り過ぎた名前とテンプレっぽい鈍臭い女性キャラの登場で、正直大外れを引いたかと思った。すみません、面白かったです。美しい殺人鬼の正体は冒頭で明かされており、同時に優秀な探偵でもある彼と、殺人鬼への復讐を誓う新米刑事の歪な出会い。殺されたのは果たして本当に彼女だったのか。殺したのは本当に殺人鬼だったのか。追うほどぼやけていく輪郭は宛ら逃げ水のよう。ミスディレクション。それは手品か錯覚か。美学は貫かなければ意味が無い。そして「真実には価値が無い」。殺人鬼探偵が今後どうやって事件を「捏造」してみせるのか楽しみ。2018/02/01

hnzwd

53
主人公兼探偵兼殺人鬼。設定だけでかなり好みの感じでした。本編もラストの持って行きかたといい、なかなか。トラックは力技な感じではありますが、、どんでん返しもこれくらいなら許容範囲かな。続編を感じさせる形で結構好きかも。2017/12/19

よっち

45
新米刑事・百合が殺人鬼マスカレードに殺されたと思われる怪死体に遭遇し、先輩刑事に捜査協力者として精神科医・氷鉋を紹介されて共に事件解決に挑む物語。妹をマスカレードに殺され家庭崩壊し復讐を誓う百合。調べれば調べるほどいくつもの顔が見えてくる謎めいた被害者・妙高麗奈、証言が食い違う父親、婚約者、恋人。二転三転する展開とそれを独特な視点から解き明かしてみせる氷鉋、そして最後に明かされた真相はこれはこれでわりと楽しめました。邂逅した宿敵とも言える二人が今後どんな結末を見せてくれるのか、続巻に期待したいと思います。2017/12/05

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