内容説明
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ブータン国王の来日でがぜん盛り上がりを見せているブータン。本書では、そんな幸せの国に古くから伝わる「ことわざ」「格言」「言い伝え」を集めました。 ブータン国王の国会演説をはじめ、ブータン人の発言は、物資社会に生きる我々の想像を超えた心温まるものばかり。経済的に豊かではなくとも、心豊かに過ごせる秘密とは? ブータン人の笑顔の秘密が、この1冊に詰まっています。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
月讀命
45
我が国はGDP世界第三位の、経済的な指数をみれば裕福であり幸福値は高いはずである(昨今の格差社会が到来してきた事を差し引いても)70年以上戦争をしておらず、テロもなく平和である。(北朝鮮の核弾頭が、果たしてどちらを向いているかわからないが、その事を差し引いても)そんなこんなで、本来幸福でなければならないはずの日本人なのに、誰も幸福とは考えていないし、不幸とさえ思っている人が多い。経済的に発展途上であるブータンは世界でGHPが一番高い国である。なぜか、その秘密を感じさせてくれる本。昔の日本を回想させられる。2018/04/29
pandakopanda
15
図書館本。ブータンといえば、2年くらい前に第5代国王が来日されたのが印象的。この本はブータンの人の言葉や諺が紹介され、それについて解説がされている。読んでいて思ったのは、ブータンはチベット仏教の教えが根づいており、国全体がゆったりとしていること。ブータン人の考え方は素敵だなと思う。日々の心がけ次第で、幸せの感じ方は変わるんだろうな。2014/03/05
keroppi
9
上野の森美術館「ブータン展」で、この本の事を知り、読んでみました。物質的な豊かさではなく精神的な豊かさ。人を大切にする事。幸せは、自分の心にあるのですね。国王のメッセージも心に響く。2016/07/03
小木ハム
7
GNH(国民総幸福度)を初めて世界に提唱した国ブータン、ご当地金言と優しい思想に溢れる本。″貧幸国″トップグループの日本、かたや決して裕福ではないのに幸せなブータン。この本を読めばその理由がだいたいわかります。根底にあるのは『他人が幸せにならないと自分も幸せになれない』というチベット仏教の教え。日本が3.11に遭った時は100万ドルの支援をしてくれました。身を切る大金のはずなのに…。最近は近代化の波が押し寄せ国民の価値観が変わりつつあるとか。なんだかなあ。2018/02/28
のり
7
幸せになるコツは、今の自分に満足すること。最も信用できる人は、最も傷つけてくる人。だから気を配りなさい。朝はくつろぐ時間を持つことが大切。恋愛の決定権は女性にあること、夜這いの慣習があることにビックリしました。2015/06/24
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