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内容説明
2017年は現在も世界中に支持者を持つ革命家チェ・ゲバラの没後50年。1959年に広島を訪れ、強い衝撃を受けた氏はキューバに戻ってから「(平和のために闘うならば)広島を訪れることがなによりも大事だ」と訴え続けた。ゲバラは広島を知り、どう影響を受けたのか。ノンフィクションライターの著者が、現地取材によって革命家ゲバラの平和への思いを徹底的に探っていきます。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
Sakie
18
1959年、ゲバラ来日。13日間の滞在の記録は少ない。熱望して広島を訪れ、『きみたち日本人は、アメリカにこれほど残虐な目に遭わされて、腹が立たないのか』と怒り、原爆症の患者たちの為に泣いてくれたことがわかっている。キューバは1962年、核戦争の瀬戸際までいった国でもあるが、彼らが核の力を望んだのではなかった。ゲバラとカストロがヒロシマを重視したのは、強大なアメリカへの敵愾心と、被爆の桁外れな悲惨さのためだったのだろう。二人の熱心な施策により、キューバ人のほとんどは"ヒロシマ"を知っている。日本人はどうだ?2019/08/09
しゃんしゃん
11
映画「エルネスト」の予告を見た。その帰りに偶然見つけた本。今年は39歳で生涯を終えたチェ・ゲバラの没後50周年。「あの頃、世界でいちばんカッコイイのがゲバラだった」ジョン・レノンは言う。「20世紀でもっとも完璧な人間」とサルトル。彼はヒロシマを訪問していた。原爆病院を訪問した彼は患者たちを勇気づけながらボロボロと涙を流す。キューバでは殆どの国民がヒロシマ・ナガサキを理解しているという。平和を守る必要性、いかなる大国であっても人を殺す権利はないということを繰り返し訴えていくしかないということを改めて思う。2017/10/02
sasha
9
広島県にも広島市にもキューバにも、ほとんど資料が残されていないのが残念。ただ、ゲバラは広島訪問の際に妻に絵葉書を送り、簡潔な文章で原爆の犠牲者数に触れている。日本からは遠いキューバの教科書に「ヒロシマ・ナガサキ」の記述があるのに驚く。原爆投下はキューバにしてみたら、憎きアメリカ帝国の長章なのかもしれないが、未曽有の殺戮に対する悲しみや怒りはイデオロギーを調節して存在すると感じた。ゲバラ、革命家だけど医師でもあるんだものな。2018/08/13
荒野の狼
7
「ゲバラのHiroshima」は、チェ・ゲバラが広島に訪問した時の記録を中心に記載した2017年出版の本。同年に、ゲバラの映画「エルネスト」が公開され、映画の中でもゲバラの広島訪問は描かれているが、本書では実際のゲバラの訪問時の写真と映画の撮影時の写真を同時に掲載している。また、ゲバラ自身が撮影した慰霊碑の写真と、ゲバラが妻に広島から送った絵ハガキの両面の写真が掲載されており貴重。 2024/06/02
ペカソ・チャルマンチャイ
5
ゲバラやキューバ危機のことを初めて知ることができた。原爆については、日本人よりも、キューバの人の方がよっぽど事実を正確に知っているみたいですね。民族や、国民性の違いがあるにせよ、日本人はもう少しはゲバラから学ぶべきではないか。東京大空襲や、広島、長崎に原爆を投下した指揮官に日本が勲章を与えたなんて、亡くなった方に申し訳ないし、生き残った方に顔向け出来ない。それが同じ国の人間としての普通の感覚ではないのか?2017/12/19
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