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内容説明
妻に先立たれ息子夫婦と別れた独居高齢者の松島大吉は、制度改定により「要支援」に介護度を下げられ、家事の援助を受けられなくなる。主婦の山重茜が有償ボランティアとして大吉の生活支援を開始するのだが、息子夫婦からあらぬ疑いをかけられることになる……。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kinoko
5
3.5 介護ボランティア編 今回は読んでストレスたまった。有償ボランティアとそれを受け入れない対象者の猜疑心の塊のような身近な人。純粋にビジネスにならないのが介護なのか。現地点では綺麗事のみでの介護業界に参入は難しい。2024/10/02
とく たま
4
介護ボランティアを追い出す息子の嫁。やがて生きる意欲を無くしてゆく養父。地域の仲間が動きだし、それぞれに変化してゆく!ワクワクさせる🎵2019/09/12
Koji Takahashi
4
本人がして欲しい事を邪魔して自分の世間体ばかりを気にする親族は多いだろうな。介護の世界には『世間体は不要』だと思うのです。2018/01/19
OHモリ
1
●図書館本なので前巻は手元になく、間が空いてしまってストーリーを忘れてしまったが、百太郎が変わろうとしているという設定、感動のセリフがあるのも相変わらず。だけど、何となく違和感を感じるような気がするようになったのは、政治が社会保障の責任を放棄して個々人に押し付けようとしている「共助」の考え方に順応する方向で話が進んでいるからのような気がする。いい話なだけにちょっと残念。2018/02/25
ソラニジ
1
介護業界に関わるものとして、毎回、楽しく読ませてもらっている。国が考える介護保険制度の矛盾や、仕事をしている上で感じるジレンマ等を漫画の中で代弁してもらっているが、実際の現場での実現はかなり難しく、理想論でしかない・漫画の中の世界だと思わざるを得ない。厚労省の官僚の方々や社会保険審議会の方々がこの漫画を読み、どう感じるか知りたい。もっとこの漫画の存在が知れ渡り、社会や介護に対する考え方が少しでも変わってくれればと切に思う。ただ、私は個人的にボランティアとチャリティーという言葉は大嫌いです。2017/11/23