光文社文庫<br> いまのはなんだ? 地獄かな

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光文社文庫
いまのはなんだ? 地獄かな

  • 著者名:花村萬月
  • 価格 ¥880(本体¥800)
  • 光文社(2017/11発売)
  • ポイント 8pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784334775360

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内容説明

家庭には無縁と思い込んでいた小説家の愛葉條司の考えは、娘・愛の誕生で一変する。妻の志帆と共に成長を愛しく見守る日々の中、己を必要とする存在があることを知ったのだ。だが、愛が間もなく3歳になるころ、異変は突如降りかかる。その引き金は、志帆の抱える深い闇だった……。親と子、妻と夫、男と女。流れていく生の中で逃れえぬ関係を鮮烈に描く衝撃の長編。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

moonchild

7
花村萬月のファンでした...でも、もういいかなと思ってしまった作品です。まず読み始めて『これはエッセイなの?』と感じる。葉っぱ(合法)やってるし、沖縄に行ってるし...。おまけに結婚して子供が出来てるし...。子育てのエピソードが面白いのだが、だんだん読むのが退屈になってくる。そしてラスト...まぁ子供にとっては地獄でしょう。自己中、虐待、旅行、イクメンなど、400ページ近くあるので、所々に印象の残る場面はありますが、全体を見れば何を書きたかったのか良くわからない。2018/02/26

とも

6
図書館本 文庫本は解説があるから好き。地獄だよ。2022/04/22

nori

4
Disappointed for lack of reality and concluded story, especially after I read 惜春. Why author did not describe each incident such as missing wife, strange photos. He brought daughter with understanding risk? Must readers image all of them?

anri0912

2
初めは小説だと思い、少し読み進めるとエッセイ的な私小説なのかなと思い始める。 淡々と子供や子育てにまつわる日々を綴っているような内容なのだが その中にどこか危うさを感じる。 うまく説明は出来ないが ほんの少し、どこか息苦しいと言うか。 ラストはまさに虚無だった。 パッと見たところマイナス寄りなレビューが多く目に付いたが 私は嫌いじゃない。2024/08/23

コマッチャン

2
自伝的だけど少し恐ろしい。面白いけど冷たさが残る。2018/05/19

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