伝説の女傑 浅草ロック座の母

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伝説の女傑 浅草ロック座の母

  • 著者名:齋藤智恵子【著】
  • 価格 ¥2,420(本体¥2,200)
  • 竹書房(2017/11発売)
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  • ISBN:9784801912717

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内容説明

ビートたけし推薦!

「歴史に残る女傑であり、
愛情深い偉大な『お母さん』でもあった――」

また、著者本人は以下のように述べている。

「私、週刊誌やなんかで“浅草の女帝”だとか“伝説のママ”だとか書かれたり、巷でいろんな武勇伝のようなものが語られていたりしております。
勝新太郎に20億円貸したとか、ヤクザに斬られたとか、ラスベガスにプール付きの家を何軒も持っていたとか、たけしさんに有無を言わせず映画を撮らせたとか、小向美奈子ちゃんをストリッパーにしたとか……。
笑っちゃいますね。でも、だいたい合っております。事実のほうがもっとすごかったり、ややこしかったりするんですけどね」

ストリップ界のゴッドマザー、
最初で最後の自叙伝!

本人所有の秘蔵写真も多数収録!


■目次
オープニング 女帝と呼ばれて

一区 旅立ち

浅草・大勝館から/1並びの人生/戦争と恋/敗戦より悲しかった母の死/ろっく/ロック座の誕生/裸とお笑いはセット/にふう先生と妹分のこと/夫と別れて

二区 踊り子

振付師になる/先生、ストリップやりませんか?/恥ずかしくないわけがない/一座の旗揚げ/おっぱいを出せ! /前科八犯/楽屋育ち

三区 全国制覇

おっぱいと頭は使いよう/畳の下に敷き詰めたお札/ママは人間じゃない/女は度胸 男は愛嬌/おまんちょしたら終わり/神戸に行け! /バケツいっぱいのお金/人生につまづく踊り子/私の大切な宝物/ロールスロイスから降りたら笑われた

四区 本丸

恥じらいが色気を生む/男心と億の金/ストリップ一本勝負/2億円のステージ/ラスベガスに家を買った理由/思い出の上山田温泉/三人目の子供/伝説の踊り子/母になる 鬼になる

五区 座頭市

大物俳優兄弟/焼け石に水 勝プロの倒産/三味線を抱いて泣く/たけしさんとの出会い/ノーと言っちゃダメよ/一億円は次の作品の足しにして/私を「お母さん」と呼ぶ人/9歳の早乙女太一/半分許す

六区 ママ

三代続くエロッ子だい! /裸になれば生きていける/ここで止めたらロック座一生の恥/神輿はよじ登るもの/責めるなら自分を責める/お金より大切なもの/色気は姿勢から生まれる/私の聖地・沖縄/陽徳と隠徳/長生きの秘訣

フィナーレ 卒寿に舞う

追記

齋藤智恵子年表

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

fwhd8325

39
絶対に朝ドラでは描かれないでしょうが、かなり豪快な人生は興味があります。ご本人が語られた著書ですが、活字にできないことがたくさんあったと思います。そうした想像を巡らせながら読みますが、やや、不満は残ります。ビートたけしさんとの出会い以降の思い出は、晩年の素敵な思い出なのでしょう。今もなお健在のロック座。浅草に行くたび、看板だけ楽しませていただいています。2018/05/20

姉勤

33
大正の終わりと昭和の初めの11月11日に生を受け、旅芸者からストリッパーを経て、裸一貫(文字通り)で浅草の顔となった”おかあさん”の一代記。無理やりに踊り子にスカウトされてから、たべるために切り盛りした小屋の責任者から、今も残る浅草ロック座を始め、ストリップの全盛期は全国の劇場を切り盛り、映画、テレビに娯楽が移ってからは、役者や芸人の後ろ盾、パトロンという顔も持つように。勝新太郎やビートたけしとの交流も本書の彩り。チャーミングなオバさんのバイタリティー。惜しくも平成29年、存分な人生を全う。2018/04/04

reo

18
齋藤ママの一代記。生き様が名言「私にとって仕事は恋人です。働くことが好きで好きで生き甲斐でした。お金を貯めるには働いて稼いで使わないことです。ゼロから貯めようと思ったら歯を食いしばるしかありません。お金より大事なことがあります。それは元気です。元気で働いて笑っていられるのが一番。ロック座は舞台装置や演出にも凝っていてすごく綺麗です。最近は女性のお客様がうんと増えました。卑猥な見世物に走らず美しく踊って魅せるという拘りを続けてきましたから」と。もう行くこともないと思うが『浅草ロック座』は僕にとって昭和です。2018/02/06

a*u*a*i*n34

16
たけしの「フランス座」に出てきた女帝の自伝。豪快なエピソードがてんこ盛りです。たけしや勝新が慕うのもさもありなん。2019/08/23

青木 蓮友

14
伝説の女傑の自叙伝は実に凄まじく、呼吸も浅く読み終えました。知らない時代のことだし、正直「まさかー」「誇張じゃね?」信じがたい話がジャンジャンジャンジャン。でもやっぱり落ち着いて冷静に考えると、逆に「事実なんだろうな」信じざるを得ない。むしろご本人の言葉にあるように「事実のほうがもっとすごかったり、ややこしかったり」本当にするんでしょう。まっすぐシンプル純度の高い生きざま、継がれる場、語られる想い。人生は、物凄く怖いことだけれど、好きになったもの勝ち、信じたもの勝ちなのかもしれない。教えてもらいました。2019/03/04

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