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内容説明
世界最強のラグビーチームの知られざるチームづくりを大公開。元ラグビー日本代表主将の廣瀬俊朗氏も絶賛する組織づくりやリーダーシップの育て方、そして個人の成長にも必ず役立つ秘訣が詰まっている。スポーツ書であり、自己啓発書であり、ビジネス書でもある最強の一冊!
目次
挑戦……1
1 品性……10
ロッカールームの掃除 決しておごることなく、小さなことを大事にしよう
2 適応……33
隙を突け ゲームを支配しているうちにゲームの方向を変える
3 目標……47
目標を掲げて戦う “なぜか”と問う
4 責任……64
パスを回せ リーダーはリーダーを育てる
5 学習……78
学ぶ環境の創出 リーダーは教師である
6 ファーナウ……98
身勝手なやつはいらない 先頭に従え
7 期待……112
期待を抱け いちばん高い雲を目指せ
8 準備……127
勝つためのトレーニング プレッシャーのもとでの練習
9 圧力……142
ブルーヘッドの状態の維持 注意をコントロールする
10 真正……157
汝自身を知れ 自分自身に正直になれ
11 犠牲……169
チャンピオンは余分にやる 命を懸けられることを見つけ、それに自分のすべてを捧げろ
12 言葉……181
独自の言葉を見つけだす 歌の力で世界を創りあげていく
13 儀式……199
儀式化による実現 文化の創出
14 ファカパパ……212
良き先祖になれ 決して見ることのない木を植えろ
15 遺産……227
自分の遺産を書く ここが正念場だ
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
アキ
66
なぜニュージーランドのオールブラックスはラグビー世界一なのか?タックル・スクラム・キック・戦略のどれもが優れているだけではない。品性・真正:犠牲・準備・学習・責任・先頭に従え、そしてストーリーなのだ。ハカは先祖の魂と一体になるだけでなく、神話となり、言葉は隠喩となり、儀式は文化となる。ファカパパ、つまりよき先祖になれという教え。決して見ることはない木を植えろ。自分の遺産を書く。受け継いできたものは教えとなり誇りとなる。オールブラックスになるのではない、偉大なオールブラックスになるのだ。言葉は革命を起こす。2019/10/14
柔
19
ドッグイヤーだらけになった。理解するのに苦労する部分はあったが、その分咀嚼しながら読めた。「オールブラックス」??常勝軍団にはそれだけの要因があった。ただ強いだけでなく、グラウンド外でもチャンピオンとしての人格、品位、そして誇りがあった。オールブラックスはそこを目指してきた人間の集団である。一般組織は全員が望んだ環境ではないのが難点ではあるが、参考になるものも多かった。「身勝手なやつはいらない」「チームに何を提供できるか。自分は何を犠牲にできるか」下がるな闘え俺???2018/10/23
FMY
6
オールブラックスの取材に基づいた内容。 ラグビー界最強を誇るオールブラックスは、品性の優れた選手で成り立っている。ロッカールームの清掃を始めとした、ラグビー選手ではなく「人間として」の部分を最も大切にしている。彼らの在り方から学ぶものは、スポーツだけでなく、他の様々な分野に通じるものであると思う。
HaruNuevo
5
驚異の勝率を誇り、世界最強のスポーツチームとも呼ばれるニュージーランド代表通称オールブラックス、一流かつ強烈な個性を持つプレイヤーを、チームとして如何に纏めあげ、成果を達成してきたかを、15の視点から解き明かす。そこに展開されるのは凡百のビジネス書を遥かに凌駕する組織論、マネジメント論、モチベーション論、リーダーシップ論であり、一つの文化を築き上げる厳しい道のりである。 口当たりの良い、「簡単に」とか『誰でも」とかの書き出して書かれた本より、数百倍の説得力のある一冊。 2020/12/18
ハーちゃん
5
オールブラックスとハカについて知りたかったのに、他のスポーツや会社の事が多く書かれていて、イマイチ分かりませんでした でも、最後の参考文献の多さにはビックリしました 「1冊の書物を書き上げるには、図書館の半分を引っかきまわさなければならない」 本を出版するんと言うことは大変なんですね 2019/10/23