ハヤカワ文庫NV<br> 消えたはずの、

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ハヤカワ文庫NV
消えたはずの、

  • ISBN:9784150414245

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内容説明

誘拐された少女が8年ぶりに我が家へ帰還を果たす。だが母親は彼女の正体に疑問を抱き……。胸を打つ結末の傑作サスペンス小説!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

白のヒメ

51
8年前に13歳で誘拐された娘が、ある日突然家のドアの前に立っていた。大人になって、傷ついて。どんなに手を尽くしても見つける事が出来なかった両親は諸手を挙げて喜ぶものの、果たして本当に自分の娘なのだろうかという疑問が母親に湧いてくる。その理由とは・・・。最後まで真実はどうなのかわからない母親と一緒の心境になり翻弄される。そして真相が明かされると、飛んでもないと一笑にふす事など出来ないリアルさに怖気立った。ひょんな心の隙間をついてくる「魔」。それは平凡な日常にこそ潜んでいるのだろう。しみじみ怖いと思う。2018/03/09

ゆう

25
読み終わって登録しようとしたらまだ表紙も作家名もなく、タイトル以外の情報が出てこないこの本。作家はエイミー・ジェントリー。8年前に誘拐された娘が突然生きて帰って来た。8年ぶりの再会に家族は嬉しさと戸惑いが。そしてある日ちょっとした違和感からこの子は本当に娘なのだろうか…と思い始めたアナ。偽物だとしたら本当のジュリーはどこにいるのか。幼い頃にいなくなって8年もたっていれば容姿ももしかしたら性格も変わっているだろうし。でもジュリーの行動から疑惑を感じてしまうアナの気持ちもわからないでもないなぁ。2017/11/19

ワラスボン

9
8年間行方不明だった娘が戻ってきた。でも本当に娘か?徐々に疑惑の出来事が起こり、家の中が慌ただしくなる。家族の心理が伝わってくる。この娘に何があったのか、順に過去へさかのぼって真相に迫る展開が面白かった。たくさんの名前が出てくるし、色んな要素が詰まってるし、読みにくい所はあった。全体的にごたごたしてる印象。結末も、まあそういうものなのかなという感じでスカッとはせず。でも面白いと思う所はあった。★★☆☆☆2025/03/20

だい

6
まとまりのない物語だったなあ。作者の意気込みは感じるが、読む方にちっとも伝わってこない。盛り上がりもなく、何を言いたかったのかわからない。感想書けず残念。2019/04/18

チェス

3
図書館本。カタカナ名が多く初め読みづらかったけど、まあ楽しめた。 2018/05/25

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