- ホーム
- > 電子書籍
- > ビジネス・経営・経済
内容説明
戦略からインプット、抽象化・構造化、ストックまで、知識を使いこなす最強の独学システム。MBAを取らずに独学で外資系コンサルになった著者の武器としての知的生産術。歴史・経済学・哲学・経営学・心理学・音楽・脳科学・文学・詩・宗教・自然科学……武器になる教養書11ジャンル99冊必読ブックガイド付き。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ehirano1
132
独学の主要なリソースはやはり「読書」でした。一方で、多種多様な知識を組み合わせることか知的戦闘力において最も重要とのことでした。そうすると、複数のリソースを組み合わせることで新たな独学術なるものも生み出せるんじゃないかなぁと斜め上のことに思いを寄せました。2025/01/30
小木ハム
54
この一ヶ月で著者の本を三冊読みましたが、ホント分かりやすい。所々で『ショボい』とか『ゴミ』といった単語をスパイス的に用いることで食欲(読欲?)が促進されているように思う。初耳ワードの″知的戦闘力″これは誰かと戦う能力ではなく100年時代を生き抜くサバイバル能力のこと。リベラルアーツ(自由技術)をファッション感覚で身につけることを厳しく批判し、普段の生活に染み込ませてこそ自身の肥やしとなると説かれています。著者のストック手法(アンダーラインと転記の数に制限をかける)を知れて良かった。真似したい。2018/12/23
カザリ
48
この本に書かれているジャンル横断をして様々な本を乱読し、そこからオリジナルの仮説を打ち立て、それを創作等に生かすという方法は、昔から一流を目指す人々にとってはごく当然の手段だったと思われる。だから並の人間にとっては、これが或る意味でとても楽しく、同時に努力のいることだ。読んでいて、私自身が20代、30代ととってきた手段と同じであり、その効果がやっと得られるようになってきた今、本当にこれを続けることは、大変なことであり、同時に成功への等価交換的犠牲だったのでは、と思う。2018/02/10
Carlyuke
48
「Life Shift」からインスパイアされたと思われる, 学びの多かった本。人生三毛作。クロスオーバー人材。2つ以上の異なる分野の学びからイノベーションのひらめきが得られる。アンラーン(忘れる)の前提で①アンダーライン②アンダーラインの再読から付箋③最終的に後に使うだろう部分を転記してまとめる。リベラルアーツ(自由の技術)を学ぶ意味は長持ちする武器を購入すること。11ジャンル99冊の紹介も。〇〇学大図鑑が3種類含まれていた。興味深いので3冊全部読みたい。3割のサボリ蟻の最新研究からの見識の紹介も。2017/12/24
獺祭魚の食客@鯨鯢
47
還暦を過ぎ、知的好奇心が衰えた時は生きる意味を失った時であると思っている。 現在古典を読む会で月一度の講師の先生の指導の下で古事記から葉隠まで日本人の精神を形づくった講読をしている。 大学入学時の知識は断片的事実の羅列であり、自分の頭で考え出したものではない。 ロシアとは、鎌倉殿とは。何が正しくて何が間違えているのかを得る為にはそれに適した「技法」が大切 。 情報の洪水から良識ある判断に至るには「教養」が必要である。 学歴は役立たないと言われる今こそ、総合的学問、哲学を実践するべき。2022/03/01