フラワーコミックスα いつも君はナナメ上

著者名：藤原よしこ【著】

小学館（2017/11発売）

• ISBN：9784091397102

内容説明

どれも絶対に好きになる！感動の読みきり集

かわいくて愛しくてきっと涙する―――。

子供の頃は手を引いて歩いてやっていた幼なじみの百合（ゆり）は、今や美人に成長し高嶺の花。そんな君から突然「ショジョをもらって」なんて言われたら…！？　ホントはオレじゃなくて、もっといいヤツ、いるんだろ？

悔しいけれど、おもしろい。わかっているのに泣いてしまう。過剰な言葉も演出もいらない。シンプルなのに、シンプルだから心にしみる…。藤原よしこ、珠玉の感動と笑顔を描く名作読み切り集。

表題作のほか、「2000日の憂鬱」「愛なんかくれてやる」「神さまと、仲直り」「その時、君が泣いた～明莉（あかり～）」の全5作品収録。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[youxian♬*゜]

『しじょをもらって』って好きな人に伝える言葉じゃないよね！笑。気の強い真面目な女の子が可愛い。

2019/07/19

[ちえ]

表題作と短編3作＋『その時、君が泣いた～明莉～』。短編だから、サクサク読める。百合はずっと好きだったんだなぁ。大学デビューっていうのは、こういうことか(笑)。『2000日の憂鬱』もう小学生なの？っていう感じ。お互いになかなか素直になれなくて。『愛なんかくれてやる』これから恋愛に発展する？『神さまと、仲直り』もう一度会いたいと思っていた人が現れたら…嬉しかっただろうなぁ。

2018/02/20

[koron]

笑える中に涙がある。この割合が好きな感じです。

2017/12/05

[がう]

藤原さんらしいでしね。女の子も、男の子もツンデレ。でも、やっぱり男の子が追いかけるんですね。ワンパターンではありますが、好きは好きなんですよねー。

2017/12/25

[みざ]

かなり昔から描かれてる作家さんなのは知ってましたが、作品自体はあまり読んだ記憶はありませんでした。 読み切りとしての構成は、さすが百戦錬磨のプロって感じです。特に巻末の作品は、ありがちではありますが8ページでこのお話をキチンと完結させられるのはすごいと思いました。どのお話も深くは心に残りませんでしたが、じんわりと温かくなり、ああ、これが少女漫画の良さだよね、と再認識させらるオムニバス集でした。

2018/06/11