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内容説明
子どもへのあたたかな眼差しから数多くの感動作を書いた灰谷健次郎だが、その生涯は激しく苛烈なものだった。作品と生涯の根源で決して揺らぐことのなかったものに迫る、初の評伝。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ゆみねこ
56
「太陽の子」を読んで、すごく感動したことを思い出して手に取った1冊です。命は戦うものではなく、慈しむもの。その思いがあの素晴らしい作品を生み出したのでしょう。2017/12/30
今庄和恵@マチカドホケン室コネクトロン
7
どんな人か全然知らなかったということがわかった。ただの子供思いの教育熱心な優しい人ではなかったのだ。上から目線を感じるものって、自分だけは泥で汚れないとこに身を置いている人で、自分も泥をかぶった人は泥で汚れた人を責めることなどしない。そして自分の手で他者の泥を落としてあげる。まったくぶれることなくそれをやり通した人ですね。2017/12/12
okatake
2
児童文学において多大なる影響を及ぼした灰谷さんが亡くなってはや10年以上。近くで彼の人生を見てきた編集者による評伝です。 人間の真の優しさとは何か。生きていくとはどういうことかを自身の一生を掛けて考え続けた方であることをこの書から受けとることができました。 多くの対談集を出していることからも人と人との触れあいや共、考えの違いを引き出し、人間という生物を愛したのだなあと思います。 また、「兎の眼」「太陽の子」などを読みたくなりました。もちろん、対談集もね。 2018/06/03
どさんこ
1
「太陽の子」を読み、涙が流れたことを思い出す。感動する本を書き上げた作者には、そこに至るまでの数知れない苦労があったのだと知った。人は、苦労無くして大きくなれるものではないのだ。2017/12/11
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