内容説明
量子コンピュータは従来のコンピュータのしくみと何がどう違うのか,なぜ速いのか,
そして,その計算能力と量子論の間にはどのような関係があるのか…
実用化が現実味を帯びてきた量子コンピュータ.
いま,その原理を正しく理解する重要性が増しています.
本書は,量子コンピュータの原理について,気鋭の若手研究者が基礎から最先端の話題までを幅広く解説.
学際的なこのテーマの知識を効率よく習得できます.
《本書の特長》
●最もベーシックな「回路モデル」だけでなく,「状態の検証」「超量子計算」「IQP/DQC1モデル」など,
ほかの書籍では触れられていない最先端の話題について紹介.
●読み進めるうえで最低限必要な量子力学の記法や計算量理論も解説しています.
目次
第1章 はじめに
第2章 古典計算:ベクトルと演算子による表現
第3章 量子計算(基礎)
第4章 量子計算(発展)
第5章 測定型量子計算
第6章 計算量理論の基礎
第7章 状態の検証
第8章 量子対話型証明系
第9章 超量子計算
第10章 非ユニバーサル量子計算
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
やす
4
量子アルゴリズムについて知りたくて購読したが最初に含まれませんと書いてあった。よくよむよろし。表題のとおり計算理論の話である。この分野、証明が必要だが証明されていないことが多いのか、「と信じられている」という記述が多い。量子コンピュータの方が早いというのも信じられているだけなのか?Googleで量子優越を実機で証明したというが物理量子ビットでランダムな結果を計算させる回路は小規模なら古典でシミュレートできるが増やすと時間がかかるという話。それって量子で古典をシミュレートできて初めて勝ですよね。2020/04/10
おすぷれみす
2
文系の数学音痴には難しかった。。 でも計算パスが確率ゼロになって縮減できるとか、直感的に分かりやすい説明が多くてなんとなーく分かった部分もありました。 測定による誤差の説明とか面白かったです。 もう少し入門編から読むべきでした。。2017/12/26
西澤博
1
テンソル積は深入りせず、以下の計算ルールだけ使えばよい、という記述に救われるが、当面読めそうにない。p.142019/10/22
好奇心の横断歩道を渡る!
1
3章途中で離脱。「量子コンピュータ入門 第2版」を読んでから戻ってくる予定。数学に強い人はすんなり読めるのかもしれないが、自分はいちいち引っかかってしまった。途中経過のわからない説明を「そういうもんなんだろうな」って受け入れてしまうと、この手の本は読む価値がないと思っているので、頑張る。2019/08/29




