内容説明
1942年、戦争がつづくロンドンに戻ったわたし、マギー・ホープは、ドイツの強制収容所に収監されている異父姉妹と再会できる日を心待ちにしつつ、特別作戦執行部(SOE)で事務の仕事についていた。そんななか、MI‐5の長官から、ある事件の捜査協力を要請される。SOEの訓練を受けた女性ばかりが行方不明になり、そのうちの一人の死体が発見されたというのだ。死体の状態から、犯人はあのいまわしい事件を模倣しているとしか思えないのだが……。マギー・ホープ、今度は戦時下のロンドンで勃発する連続殺人事件に挑む! 大好評のシリーズ第6弾。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ごへいもち
18
だんだんついていけなくなってきた。このシリーズはもういいかな2020/01/07
かもめ通信
18
アメリカ育ちの英国人女性マーガレット・ホープ(=マギー)が、チャーチル英首相の元でスパイとして活躍するシリーズの第6弾。ところどころに史実を混ぜ込んだフィクションなのだが、皮肉なことに戦争が女性の社会進出を後押ししたという事実を鮮やかに描き出したところが興味深い。2018/02/17
きょん
17
ロンドンでの切り裂きジャックを模倣した連続殺人事件に立ち向かうマギー。戦前の男性優位社会に固執する男性にたちむかう女性の苦労がしみじみと感じられる。いよいよフランス再潜入だけど、マギーとサラの嫉妬がらみの不協和音やエリーゼの存在も心配。2017/12/04
ニッキー
16
ロンドンに戻って来たマギー。空襲にあった祖母の家も友人達のお陰で復活。腹違いの妹は、救出中に逃亡。父親は、糖尿病で両脚を切断。その入院中に元妻に殺される。マギーは、ダージン警部と切り裂きジャックの模倣犯を追い詰める。その中で二人には愛も芽生える。同僚のマークは無理矢理マギーと関係を持とうとする。そんな中またまたマギーはフランスへ。サラとの関係は⁉️2023/05/08
こう
13
戦時下のロンドンで起きた切り裂きジャックを模倣した連続殺人事件の捜査を任されたマギー。今回はロンドンを舞台に物語が進み、なんだか懐かしい感じ。マギーも相変わらずの性格で突っ走ってます。久しぶりに集まった友人達だったけど、ちょっとギクシャクしだした関係が今後どうなるのか、気になるところ…。2018/04/26
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