集英社新書<br> 世界のタブー

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集英社新書
世界のタブー

  • 著者名:阿門禮【著】
  • 価格 ¥748(本体¥680)
  • 集英社(2017/11発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784087210026

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内容説明

タブーとは、禁止された事物や言動を意味する。それは、マナーやエチケットのような行為から、差別用語や特定の言葉、権力者が封印しておきたい歴史的・社会的問題まで、幅広い領域にわたる。アメリカ大統領が人種や宗教に関する排他的発言を繰り返したり、日本国内でも公然とヘイトスピーチが行われる現在の風潮のなかで、侮蔑的、差別的なニュアンスをともなう言動について知ることは、私たちの新たな教養とも言える。日常生活、しぐさ、性、食事など世界中のタブーについて学び、異文化への理解を深める一助となる一冊。 【目次】第一章 日常生活でのタブー/第二章 性についてのタブー/第三章 食べ物のタブー/第四章 現代社会のタブー/おわりに/民族・人種蔑称一覧/主な参考文献

目次

第一章 日常生活でのタブー
第二章 性についてのタブー
第三章 食べ物のタブー
第四章 現代社会のタブー
おわりに
民族・人種蔑称一覧
主な参考文献

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

岡部敬史/おかべたかし

82
異文化理解のための良書。「くしゃみ」をしたときの世界の対応の違いなど、比較文化的な観点からも面白いです。2017/12/23

Yuuki.

19
第1章は各国の座り方や挨拶などの作法やタブーを紹介していて面白かった。第2、3章はタブーの説明とは言え、主に宗教に関する説明だったので、期待とは少し違ったが、これはこれで面白かった。第4章の著者がネットで集めた情報については、せっかくならきちんと裏が取れているものだけ紹介して欲しい。全体に面白かったけれど、米国やサウジに関して、微妙に違ったり言葉足らずだったりする部分があったので、自分に馴染みのない国の情報も鵜呑みにはしない方が良いかも?しかし、今後の付き合いために頭に留めておきたい情報は多かった。2018/04/10

スプリント

4
気にし過ぎたら世界が狭苦しく感じるタブーについて書かれています。宗教に起因するタブーは十分な配慮が必要ですが文化的なタブーは知らなくてもお互い様のように思えます。2017/11/24

lovekorea

3
生物学的には同じ「ホモ・サピエンス」でありながら、こうまで文化風習が違ってくるっていうのが興味深いですな _φ( ̄ー ̄ )2018/06/24

Bill

3
各国のタブーをいくつかの視点から整理して記載がされている。有名なもので知っている事も多かったが、メジャーな国ばかりでなく、イスラームなど普段接しない国の戒律などにも触れており、勉強になった。2017/11/24

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