内容説明
●不真面目でルールやマナーを守らない人⇒許せない!●世渡り上手でずる賢い人⇒嫉妬しちゃう!●自分勝手で、非常識な人⇒不快!●なんだか運のいい、恵まれている人⇒理不尽!こういう“ずるい人”がいなくなれば、もしかしたら美味しい人生が待っているのかも?――という、あなたへ。職場で、家庭で、街中で…あなたの心を支配してくる【モヤモヤ】【怒り】【憤り】たちを、カウンセリング歴24年、臨床数のべ7万件超の大人気カウンセラーがみるみる解決!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
assam2005
26
自分と全く同じ感覚の人を探す方が難しいのに、自分の価値観とピッタリ同じでないこと、特に相手が得をしていることにいちいち反応していたら、疲れてしかたがないと思います。そういう方を対象とした本。それ以外の方には「何故そう考えるのか、反応するのか」も理解しづらいかと。こんなに悪意に満ちた人達に囲まれて生きるのはしんどいし、朱に交わればなんとやら、では?皆を喜ばせることを一番の目的とする人も周りにいたのに、なぜ美味しいところだけをつまむ人と付き合うのか。私にはそれが不思議でした。2018/04/22
bonbon99
15
ずるい人に対する対処法として、自分を低く見積もるよりも、自分を高い位置において、相手を格下に置き、嫉妬されている存在としての自分と捉える。そうすれば、低い人=ずるい人がやっていることなど、大した行いではないと、自分がなれてきてイライラしなくなる。周りも見ていて、相対的にその人と自分との差がなくなる。2019/06/19
ルート
13
まず、自分はどんな人を見ると「ずるい」と思うのか。そのチェックリストがある。そのそれぞれについての、対処法が書かれている。ずるいの根本には、正しくあらねばならない、という考えがある。もしかしたら、誰かの「ずるさ」によって、自分にとってのいいことが、横取りされると思うのかもしれない。自分のスペースはしっかり確保されている、と安心できると、ずるさへの反応は和らぐのかもしれない。2021/08/20
俊
13
ずるい人をどうこうするのではなくずるいと思う自分を変えようといった趣旨の本。具体的な「ずるい」事例を挙げてそれに対処する二つのテクニック(一般的な手法・この本独自の手法)を紹介している。前者のテクニックはまだ使えるかなといった感じだけれど、後者の「特定の言葉を7回唱える」は効果があるか正直疑問だ。5秒ゆっくりカウントしたりして冷却期間をおければ何でもいいのでは?と思ってしまう。ずるい人の例も今一つ共感できず自分には合わない本だった。2018/03/25
きむロワイヤル
9
ずるい人をパターン化して、それぞれに対する対処法を書いた処方箋のような本。。。かと思ったら、さにあらず。ずるいことする相手って、上下関係が成立していて、自分が下に見ている相手に対してやるもんだという意見は、これまで考えたことなかったけど、激しく同意。自分がステップアップして上下関係が怪しくなると、いままで感じなかった「ずるさ」が表に出てくるというのも面白い。誰に対してもずるい人は誰にも相手にされないはずだしね。目からウロコの一冊でした。2019/06/04