内容説明
司馬遼太郎の不朽の名作『竜馬がゆく』によって、幕末史の大スターとして知られる坂本竜馬。2010年のNHK大河ドラマも、『龍馬伝』に決定し、そのキャスティングなどから、新たな竜馬像の創出と展開が期待されている。本書では、日本屈指の「時代・歴史小説の読み手」であり、このジャンルに深い造詣を持つ著者が、数多の「坂本竜馬伝」の中から読みどころのあるものを厳選抽出し、その中に、「果たして、あの時代に竜馬が本当にやりたかったこととは何なのか?」を、探ってゆく。風雲の時代を駆け抜けた男の志のありかを読み抜く、力作歴史読み物である。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
issy
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「野望」というタイトルから想起されるような奇説珍説本の類ではなく、数多くの資料や古今の諸説を鑑みた上で、過大でも過小でもない自然な坂本竜馬像に迫ろう、という良識の書。政治家、戦争屋、軍略家、商人、どの分野においても当世一流の才を持っていたわけではない竜馬が、それでも英雄と呼ばれるに相応しく、魅力ある人物たる所以は何か?それは、先見性と行動力、自由独立の気風と包容力の絶妙な調和、というのが著者の解釈とみた。2010/06/12
konomichi
1
龍馬伝と合わせて読みたい、司馬史観の影響の薄い竜馬像。2010/05/24
しゃあ
0
通説とは違う仮説を立てたりして面白い展開かと思ったが、結局その仮説を否定して終わるなど、話が二重否定になっていたりして、ちょっと読みづらかった。。。2009/11/26




