角川新書<br> 国家の共謀

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角川新書
国家の共謀

  • 著者名:古賀茂明【著者】
  • 価格 ¥902(本体¥820)
  • KADOKAWA(2017/11発売)
  • ポイント 8pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784040821931

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内容説明

「モリ・カケ問題」を契機に官僚や仲の良い企業とのズブズブの癒着関係が明らかになる安倍政権。この構造の結果しわ寄せが行くのは国民生活だ! 日本を救う緊急提言!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

hatayan

28
2017年刊。経産省には日本の産業を仕切るべく豪腕を振るう「介入派」と政府の役割は最小限に民間の創意工夫に委ねるべきとする「環境整備派」がせめぎ合い、首相秘書官の今井氏は前者、著者は後者であったこと。政権が官僚の人事権を握る内閣人事局は普段は強力に機能するが、あうんの呼吸が乱れると文科省や防衛省のように内部文書が暴露され政権維持が難しくなることなど。 「改革はするが、戦争はしない」政治信条を掲げて、当時旬だった森友・加計学園、小池新党、詩織さん事件、望月衣塑子記者など、不可解な動きや希望を読み解きます。2019/08/07

黒頭巾ちゃん

6
▼財務省は、自らが一番と思っている▼官僚は必ずメモを残す▼官僚は人事にしか興味がなく、国民は二の次で、天下り先を探す▼天下り先確保のために特定の企業に有利にする▼もはや、自動車産業は世界から遅れている。EV対応は中国が一番▼放送権をちらつかせて、マスコミを牛耳る安倍政権▼原発は最もコストの掛かるもの▼カジノは地域社会の治安を悪化させ、政治家や官僚の利権の温床となる2018/04/30

Kazuo Ebihara

4
ご存知古賀さんの最新作。 昨今の政治、経済、官僚、政策の暴走や腐敗について、鋭く切り込んでいます。 先の衆院選直前に脱稿されたようで、自民党の地滑り的圧勝や、希望の党の大惨敗は読み違えていました。 「国家の凶暴」というタイトルにすると、北の某国を連想しますね。 2017/11/20

G3

3
こうして並べられると、あるわあるわ。腹の立つ事ばかり。なんでみんな、平気でいられるんだろう? 茹でガエルか、頭だけ砂に突っ込むダチョウか…2018/01/19

Akio Kudo

2
★★★★ 少しナイーブな左翼色に同意は出来ないが、質が高く、頭脳明晰な論理は説得力がある。官僚の行動心理は勉強になる。2018/06/11

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