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内容説明
『新撰組顛末記』は、大正2年に小樽新聞にて連載された永倉新八のインタビューをまとめたもの。新選組の大幹部・永倉の実戦談は第一級の史料として新選組研究者・ファン必携の書となっている。新書版刊行にあたり、幕末史研究で著名な木村幸比古氏の解説を付し、新選組ビギナーにも読みやすく再編集。
凄惨な修羅場、苛烈な粛清、官軍との死闘……新選組大幹部最後の生き残りが見た真実とは?
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(゜∀゜)つ本棚
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
こばまり
60
老齢ゆえの記憶違いもあるらしいが、歴史家でも小説家でもない、当の本人が語る生々しさに震慄する。特に戦闘の模様はひたすらに酷たらしい。自分史などではなく、近藤勇を筆頭に盟友たちの汚名を雪がん為の記録を意図としている。 2018/05/03
Mc6ρ助
18
新選組も尊王攘夷!?ってと目から鱗なんていってる爺さまは世の中を見る目がないのでありました(尊王攘夷佐幕と尊王攘夷倒幕と見ればようやく納得がいく、本編にあまり関係ない慶喜さんのビビリも当然尊王、そんなもんかと)。ご本人の後年の語りをまとめたものだけに確かにドンパチの臨場感はハンパではないが、いきいきと描かれるのがご本人と近藤勇さんだけに見えてしまう。近藤さんがそれだけ大きかったのか、土方、原田、斎藤なんて人たちもそれなりに名前は出てきてるのだけど。2023/02/14
hiyu
11
新選組二番隊組長であった永倉新八の回顧録。永倉新八はその激動の時代に何を見たのか。何を伝えたかったのか。自分なりに思うところはあるが、淡々とした進み方は、どことなく身震いするような印象。2019/02/13
ψ根無し草
9
新撰組と言えば土方歳三や沖田総司が有名だが、永倉新八も幕末を齧ったことがある人にとっては超有名人。アニメや大河ドラマの影響もあって新撰組に対する怖いイメージも大分近年では変わりつつあるがそう言った歴史的事件の現場の状況や空気も伝わってきて面白い。250P程度の回顧録の中に新撰組のよい部分も悪い部分も詰まっている。2021/05/29
いぬたち
6
永倉本人ではなく彼の話を聞いた新聞記者がまとめて新聞の連載として書かれてその後書籍としてまとめられた内容である。読者にとっつきやすいような文体で書かれているが(難しい単語多数あり)中身は所々生々しい箇所もあり幕末という短期間だが情勢が複雑に入り組んだ時代を理解するための資料の一つとして実に有益で、かつ当時朝敵・国賊扱いされてきた新撰組がこの資料などの影響でその後小説やドラマなどで取り上げられたかもしれないと考えると永倉が最晩年に最後の力を振り絞り作られたこの本に深い感銘を受けざるをえない。2018/07/11




