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内容説明
世界全体の経済が失速する中、2016年は衝撃的な「中国発世界同時株安」で始まった。経済崩壊の瀬戸際まで追い詰められている中国。外資の植民地と化した韓国。移民問題・テロの恐怖・ウクライナ問題で崩壊寸前のEU。そして貧富の差の拡大で国民意識が内向きに変わろうとしているアメリカ……。これから世界はどこに向かうのか。気鋭のエコノミストが「金の流れ」を追いながら、世界の経済の動きをわかりやすく解説する“目からウロコ”の1冊。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
Honey
4
アメリカ、中国、EU、etc. 世界も大変らしい…とは、 なんとなく分かっているつもりでしたが、典型的で具体的な例や数字を交えつつ、専門的な話にならず、分かりやすい解説で、うなづきながらとても面白く読め、いろいろ理解が深まった気がしました。 「世界が人口的にも資源的にも限界に近付きつつある中で、日本が生みだしてきた歴史が、国と国との対立や衝突を回避するための最大の知恵となる…」 深刻な雰囲気に流されず、普通に自信をもって生きていきましょうと、大いに励まされました。 …20171002記2017/10/01
gokuri
3
トランプ就任直前、ブリグジット直前の世界経済情勢についての筆者の分析をつづったもの。はじめに記載の「貧しい国が豊かになると戦争が起こる」はやや疑問だが、「豊かな国が貧しくなると政変が起こる」の政変→ナショナリズムと考えると、当たっていると感じる昨今の世界情勢だ。2018/01/21
Masa3776
2
今、世界でヒト・カネの観点で、どんな危機が起きているのか。非常にわかりやすく説得力ある内容でした。 そして、日本の明るい未来に何をすべきか、提言も。 ただ単に現政権を批判するだけの本が多い中、好感が持てます。2016/06/10
由愛
0
まるで話しかけているかのような、わかり易い語り口の本でした。2016/10/12
terry
0
中国の工業化とは農業生産可能な土地を枯渇させる発展でしかなかった、という恐ろしい現実をどう捉えたら良いのだろう。2016/09/03




