内容説明
米は最高の炭水化物!光る粒、甘い香り、味覚をぶん回す旨み――。泣いて笑って腹が減る! 小説版『22年目の告白』の浜口倫太郎が描く、コメ作りエンタテインメント!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
papako
72
たまたま電子書籍のセールで見かけて。めちゃくちゃ良かった!笑わされた、泣かされた!高校中退の主人公翔太。上司を殴って仕事をクビになり、新潟米農家の祖父の元に行くことになり、米作りを見学する。祖父の喜一は有機米を育てている。その米は天下一品!その秘密とは?農家、農協、有機農法、慣行農法など、米にまつわるいろいろな事情も紹介される。口の悪い翔太だけど人の懐に入るのが得意で、やればできた。役場のまさる、兼業農家の光太郎。米農家になりたい里美。そして翔太の仲間たち。みんななんかよかった!あー、新米食べたいです。2019/11/04
海の仙人
29
読友さんのレビューを読んで手にした、初読みの作家さん。失業中の翔太は、父に言われて新潟の祖父のもとで米作りの修行をすることに。祖父の喜一は無口で頑固一徹、でも有機農法の美味しい米作りでは名が知られている。新潟で米作りを通して知り合った新しい仲間、そして幼なじみの腐れ縁の仲間たちもいつしか全員集合して、病床の祖父のために美味しい米作りに挑戦していく。とてもハートウォーミングな物語でした。以前読よんだ垣谷美雨さんの「農ガール農ライフ」を思い出しました。良かったです。2023/08/31
スナイデル
17
4.52020/07/27
だくだく
9
失業中の青年・翔太が、新潟で有機米を作る“じじい”のもとで米作りを学ぶ。とにかく翔太のガラが悪い、口が悪い。こんなに“じじい”という単語が頻発する小説もめずらしいのでは。とはいえ、翔太、じじい、翔太の父、ガラ悪仲間、そして、新潟のインド人風女、氷結人間、母性あふれる魚顔など、キャラクターが多彩で楽しい。結構笑えて、かなり泣かされる良作でした。食べた瞬間に口の中で旨みが爆発する米というものを、ぜひ食してみたい。2018/01/27
憂希
8
☆×5。今年最後にとても良い本と出会えて良かったです。一生忘れないくらい美味しいおにぎりが食べたいと思いました。米作り、バンザイ!2017/12/31
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