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内容説明
「非核三原則」には嗤いを、「核の傘」には疑いを。核武装に現実味を感じていないのは日本人だけだ。蔓延する偽善的な平和主義に抗して老師ニシベが語る「核」への天下の正論。北朝鮮の拉致問題、核武装問題が騒がれる今日、日本人が避けて通れない議論の核心!!
目次
はじめに
第1章 核意識の蒙昧ぶり
第2章 自立心なければ核抑止もなし
第3章 核武装にはどんな民主制が必要か
第4章 独立自衛核への道
おわりに
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
mitei
216
日本も核兵器を持てば良いのでは?という疑問に真っ向に答えた一冊。憲法9条がいかに日本人の精神にねじ込まれているのか、アメリカの核の傘という欺瞞、アメリカが怖いからアメリカの属国になってる国民性。一つ一つ国民が噛みしめれば国が変わるとは思う。2021/05/24
姉勤
43
「格」なき国の民に「核」なぞ分不相応。幼児に刃物を持たせるようなもの。戦後、徹底的に退行した日本は、冷戦という核兵器によってもたらされたユリカゴに篭り、その終了とともに生まれた思索を深める絶好の機会を失った。 核武装も核廃絶も、右も左も実現不可能な「妄」を拠り所とし、現実の認知を拒むためならば、自ら眼を抉り、耳を焼き、ただ舌だけは二枚では足りぬほどに、その蒙を吐きまくる。本書が著されてより10年弱。皮肉と諧謔の先にあるものを読み解けず、言論の権力は未だ思考停止を装う。Don't think fear. 2016/10/18
無重力蜜柑
7
やっぱ西部邁はダメだな。全然面白くない。説得力もない。西部の議論は欺瞞に満ちている。彼は保守派を自認するくせに常識や歴史といった言葉を純粋に観念的な意味でしか使わない。そこには何の共同体的常識も、歴史的連続性もない。彼は常識についてしきりに語る。核恐怖はフェイクであり、南京大虐殺はアメリカの宣伝である、と。大いに結構な主張だが、それは戦後日本においては決して「常識」に属する事柄ではない。むしろ非常識極まりない主張だ。では一体、彼の言う「常識」性は何に由来するもなのか? 戦後が否定した戦前的なものだろうか?2026/03/20
Kenya
3
核議論でさえタブーになっているという現実。核論議が抑止力になるという主張は非常に興味深い。2012/10/12
たろーたん
2
文章も主張もあまり私に合わなかった。文章の論旨が追いづらいところもそうだし、主張も「皆は言えなくなってるけど、私は敢えて言う」みたいな露悪主義的なところが少し幼稚な感じに思えた。面白い事実やデータがあるわけではなく、ひたすら著者の思ったこと・思っていることを語られていく。「核兵器不拡散条約は不平等」「米国の核の傘は期待できない」「NPT脱退で北朝鮮と同列のならず者国家と思われる」など、同意できる点もあるけど、お気持ち表明の域を出ない印象だった。2025/03/18
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