内容説明
図解でわかる!星が語る世界。ホロスコープって?アスペクトって?ハウス・システムって?なんだか難しそうな西洋占星術の基本も図解なら分かりやすい。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
夜間飛行
47
サインやハウスの設定、アスペクトの使い方など占星術には多くの流派があるようだが、大まかにいって古さが新しさを飲み込みながら柔らかに発展してきたように思われる。それは天王星~冥王星の発見や、星座の位置のずれ(そのためサインを○○座ではなく○○宮と呼ぶ)にも関わらずサインの性質が変わらないという不合理性に現れている。こうした占星術のあり方は、新が旧を滅ぼす科学の立場からすれば無価値に見えても仕方ない。だが古い世界観は消えたのではなく、心の深層に生き続けているかも知れず、私たちは時に科学の外に立つ必要もあろう。2018/03/31
紫羊
15
西洋占星術がどんな占術かざっくり知るのにちょうど良い内容でした。特に大まかな歴史の流れが上手くまとめられているのは、ありそうでないので有り難かったです。2016/04/26
ヴェルナーの日記
4
占いなど、専門用語がやたらと出てくる本を読む当たって、その用語解説した本といえる。占星術の歴史、簡単な例証を挙げながら解説している入門本と言えよう。2012/09/27
凪子
3
起源や、占星術における専門的智識、歴史的な占星術師などが取り上げられて居ます。思った以上に濃密なので読んでいて面白かったです。2016/03/02
木倉兵馬
2
ライトノベル大賞に応募する小説で占星術をネタに使おうと思いアンチョコとして読みました。占星術の歴史について理解を深めることもできましたし、色々な占星流派があることがわかりましたね。アスペクト、ハウスなどの用語を知るにはちょうどよかったです。架空の惑星を使う占星術もあるというのは驚きでした。そうとなると、ある程度は参考にしつつ、オリジナルな占星術を出しても大丈夫……そう……ですかね……?2018/02/18