わが誇りの零戦(ZERO)―祖国の為に命を懸けた男たちの物語

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わが誇りの零戦(ZERO)―祖国の為に命を懸けた男たちの物語

  • 著者名:原田要
  • 価格 ¥1,760(本体¥1,600)
  • 桜の花出版(2017/10発売)
  • ポイント 16pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784434184017

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内容説明

支那事変から大東亜戦争の敗戦まで、南京攻略、真珠湾攻撃、ミッドウェー海戦、ガダルカナル島攻防戦など、数々の修羅場を戦い抜いた元零戦パイロット・原田要の体験記。
著者の言葉からは決して学校の勉強では分からない戦前・戦中・戦後の真実を垣間見ることが出来、現代のあらゆる場面を切り抜けるための貴重な教訓が数多く含まれている。
単なる戦記物の枠を超えた内容に老若男女を問わず多くの感動・感謝の声が寄せられている話題作!
雷撃の神様と言われた村田重治氏の究極の操縦の教え、大空のサムライで有名な坂井三郎氏と切磋琢磨した日々、神風特攻隊・敷島隊の関行男氏への指導など、海軍航空隊の錚々たる面々との知られざるエピソードも満載で第一級資料としての価値もある。
更に、かつて空戦で命のやり取りをした敵兵(英軍ジョン・サイクス氏、米軍ジョー・フォス氏)と戦後劇的な再会を果たした場面も。
真珠湾攻撃とミッドウェー海戦の章では、著者の証言に加え、第一航空艦隊参謀長・草鹿龍之介や同航空参謀・源田實らの回顧録を随所に交え、戦況の全体像がより分かり易く、多面的に捉えられるようになっている。
著者略歴
元ゼロ戦戦士。大正5年長野県生まれ。昭和8年横須賀海兵団入団。昭和12年支那事変勃発。同年第35期操縦練習生を主席で卒業し、同10月第12航空隊附で中支戦線出動しパネー号爆撃、南京攻略戦に参加。昭和16年空母蒼龍に乗り組みハワイ真珠湾攻撃に参加。その後、激戦地を転戦。重傷を負い内地で航空教官となり終戦。戦後、公職追放の苦難の中、農業、酪農、八百屋、牛乳販売など様々な職業を経て、昭和43年託児所を開設。平成22年園長を退いた後も幼稚園で子どもたちと触れ合うのが日課だった。平成28年5月皆に惜しまれながら99歳で帰らぬ人となった。

目次

第1章 戦闘機パイロットへの道
第2章 支那事変・南京攻略
第3章 真珠湾攻撃
第4章 南方転戦
第5章 ミッドウェー海戦
第6章 攻守所を変えた戦い
第7章 敗戦と戦後
第8章 次代を担う人たちへ

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

26
読めて本当に良かったと思います。原田氏の戦争体験を踏まえた内容なので真珠湾の少し前~ミッドウェー~ラバウルぐらいまでは戦記。以降は負傷され教官となり終戦。原田氏が関行男大尉の教官で関大尉のことを真面目で優秀な方だと褒められていたことにも驚きです。最終章の『次代を担う人たちへ』の原田さんの思いは、私がまさに言いたかったことでした。日本の為に戦った当時の方、特攻に往かれた方、全ての方のもとに今の日本があること、それをしっかり伝えてほしいという原田さんのご意思を次代に繋げることが我々の世代の努めだと思います。2016/06/22

りんふぁ

3
戦争を憎む、この言葉はストンと腑に落ちた。2018/01/15

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