救いの総合診療医 ─新・総合診療専門医が日本の医療を変える!  (希望の最新医療シリーズ)

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救いの総合診療医 ─新・総合診療専門医が日本の医療を変える! (希望の最新医療シリーズ)

  • 著者名:桜の花出版取材班
  • 価格 ¥869(本体¥790)
  • 桜の花出版(2017/10発売)
  • ポイント 7pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784434225116

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内容説明

優れた「ドクターG(総合診療医)」が、あなたの苦悩をすっきり解消!
早期発見、早期治療。近くでいつでも受診できる、個人的な事情にも配慮してくれる、そして、何より的確に診断し、病院探し、原因探しの毎日から救ってくれる。そんな未来がやってくる。
その実現のため、今、国家プロジェクトとして、医療改革が進んでいる。ドクターGの第一人者が、日本医療改革ばく進中だ。

大きな病院は常に患者でいっぱいで、何時間も待って受けるのは5分診療。
いつも癌の不安におびえ、今の不調の原因はいつまでたっても分からない。病院回りに時間を費やすのではなくもっと有意義な人生を送りたいと、日本の高齢者の多くが思っている。日本は、高度な医療を国民皆保険で受けることができる、世界でも稀有な国なのに、なぜか人々の医療に対する満足度は低い。
そこで、日本の総合診療改革の中心的存在、竹村 洋典 教授(三重大学医学部附属病院総合診療科)に、インタビューした。
早稲田大理工学部から防衛医科大卒業後、米国テネシー大学家庭医療レジデントを経験し、アメリカ家庭医療専門医の資格を持つ竹村医師。
家庭医先進国アメリカで、多彩な研修を経験し、のちに日本型総合診療医の構想を構築する基礎を学んだ。今、日本の医療の改革の中心にいる人物だ。

<はじめに>より一部引用
日本が目指すべき医療の明瞭なヴィジョンとは、新しい日本型の家庭医が地域にしっかりと根付き、初期診断と治療、健康管理を指導する体制である。重症者や各臓器の専門医の対応が必要と判断すれば、地域の基幹病院、大学病院に患者を紹介する。そうすることによって、大病院に患者が集中することを避けることができるし、専門病院は本当の重症者に集中することができる。
患者にとって「総合診療医」こそが、本当に必要な医師であるのだ。

目次

はじめに

第1章 総合診療医とは何か

運動機能で健康寿命が決まる

これからの医療改革を推進する総合診療医
高度でありながら幸福でない日本の医療
医療の進歩と共に進む医師の専門性
国民皆保険制度でどの病院もフリーパス
総合診療医が日本の危機を救う
優れた総合診療医とは?

第2章 竹村洋典 医師インタビュー

日本と海外の比較
日本独自の家庭医を目指して
教育を変えれば医療が変わる
医療政策の提言
夢と情熱を持って進む!

*現代医療を考える