内容説明
戦前を代表する神道学者である河野省三が、古典をもとに日本建国について平易に解説。「やまと心」こそが日本精神の本質であり、日本文化の基調であると著者は説く。
7回にわたって放送された講義に加筆し、建国精神と日本精神について新たに論述されている。失われてしまった戦前の建国観がここにある。
※本製品は、国会図書館デジタルコレクションとして公開されている画像データをもとに作成されており、一部に読みにくい箇所がある場合がありますので、ご了承ください。
目次
第一講 宏遠なる肇國
第二講 天業の恢弘
第三講 日向より天下の中心を指して
第四講 大和の平定と神祇の祭祀
第五講 畝傍橿原宮の御尊都
第六講 深厚なる樹徳
第七講 日本は浦安國・細戈千足國
附録(其一)古典の神武天皇御傳記
一 日本書紀卷三
二 古事記中卷抄
三 先代舊事本紀卷七抄
四 古語拾遺抄
附録(其二)建國の精神と日本精神
一 日本精神とは何ぞや
二 日本精神の各時代に表現したる姿
三 國史を一貫したる力
四 日本民族の傳統的信念―神ながらの道
五 日本民族の傳統的情操―日本民族とやまと心
六 建國の精神に對する考察
七 建國精神と現代の日本精神との關係
-
- 電子書籍
- マンガでわかる! マッキンゼー式リーダ…