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内容説明
▼第1話/春と桃▼第2話/夏の家族と新しい友達▼第3話/秋の別れと謎の女子▼第4話/冬のランナー▼第5話/春の別れ
●主な登場人物/岡本桃寧(美術予備校に通う女の子)
●あらすじ/この春高校を卒業して、美術予備校へ通うことになったももね。おっとりマイペースな彼女は、自立するため一人暮らしを始めるも、引っ越して2週間経っても部屋が片づかず、電話でお姉ちゃんに起こしてもらったり、遅刻した授業で居眠りしたりする日々。そんなある日、補助講師としてやってきた芸大生・藤田に、ちょっと心をときめかせて…?(第1話)
●本巻の特徴/美術予備校に通う、ももねのかわいらしい日々。塗り下ろし大増カラーに加えて、描き下ろしおまけページも充実!
●その他の登場人物/岡本太郎(桃寧の兄。公認会計士)、岡本深紅(桃寧の姉。大学生。青山のギャラリーでバイト中)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
イーダ
26
読み友さんのレビューを見て、自分は何て書いたかなーと思ったら書いてませんでした。冬目さんの美大生でぽーっとした女の子というのは独特なかわいさがありますね。この子生活力あるのかな?と思わせる面白い雰囲気があります。そんな女の子の恋愛物語。熱いものではないけど、ほんわかした感じが心地好いです。2019/04/15
こたた
21
これだけ繊細な絵で「ゆるい話」をやってのけたのだからすごい。漫画史に一石を投じた作品だと私は思う。普通、これだけひとつひとつの絵が整い過ぎていると、漫画ではなくイラスト集になってしまう。そういう駄作をいくつも見てきた。ところが本作はその危険性も乗り越えて余りあるほど漫画的だ。圧倒的な構成力も含む描画力で、ほぼ力づくで「漫画」として成立させてしまっている。物語も日常的な善性が満載で好きだ。ダラダラ連載せず、単行本1巻に収めきるという配慮も素晴らしい。2014/12/14
リタ
16
美大をめざす予備校生、ももちゃんの日常系マンガ。恋、 家族、進路、友情etc。ちょっとやっかいだけど愛おしい瞬間がやさしいタッチで描かれています。失恋や親の離婚問題など小さな起伏はありますが、最初から最後までとても穏やかに時間が流れてゆく。特別ステキなドラマなんてなくても、毎日はささやかな幸せやしんどさや驚きで溢れているのです。日常を自分で描いてゆくことと絵を描くことはすごく似てるのかも。ほっこり癒される可愛らしいマンガでした。読み終えて、ももちゃんと松本くんのその後に想いを馳せています。2015/02/21
ソラ
13
主人公のふんわりとしか雰囲気とほのかな恋愛模様がとても心地よい作品。もっと読んでいたいが1冊完結がちょうどいいのかな…。2021/12/05
ソラ
13
この春高校を卒業して、美術予備校へ通うことになったももね。おっとりマイペースな彼女は、自立するため一人暮らしを始めるも、引っ越して2週間経っても部屋が片づかず、電話でお姉ちゃんに起こしてもらったり、遅刻した授業で居眠りしたりする日々。そんなある日、補助講師としてやってきた芸大生・藤田に、ちょっと心をときめかせて…?2012/03/25