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内容説明
マイクロソフト再興のキーマン、サティア・ナデラとは何者か?
本書Hit Refreshは、変革をテーマにしている。
CEOであるナデラの心の中や、マイクロソフトの中で現在起きている変革、さらには、近い将来押し寄せる、革新的テクノロジーの波によって日常生活に起こる変革である。
その時、私たちは、どう「リフレッシュ」ボタンを押せばいいのか。
オーストリアの詩人、リルケの言葉は、ある真実を教えてくれる。
行く手に待ち受けているものは私たちの中にあり、
一人ひとりが現在取る進路によって決まる──。
その進路決定に至る決断こそ、本書でサティア・ナデラが記そうとしたことである。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Willie the Wildcat
51
方程式「E+SV+SR=T/+」に哲学。問い続ける存在理由。印象的なのが、”人工”の件。人間本来の資質を念頭にした持続性における変化。スノーデン事件などで問われた安全性と信頼性。「AIへの3つの基本原則」に垣間見る価値観。特に、3点目の”敬意”に共感。組織論は、基本に忠実という感。成長マインドセットは、常に悩みの種かな。興味深いのが「アルゴリズムの説明責任」。組む人間の責任と共に、学び成長するAIの責任にもなる。ヒトの持つ”感”の育みが鍵。対照的に変化の遅い法制度整備。明らかなShow-Stopper。2018/05/14
Thinking_sketch_book
15
★★★☆☆ マイクロソフトはもうダメだろうと思ったら最近盛り返している。いろいろな事にリフレッシュボタンを押さないと(HITしないと)時代の変化についていけない。 2018/03/24
スプリント
9
七転八倒を繰り返すマイクロソフトを一時的に起き上がらせた人だけあってテクノロジーの未来像については一読の価値があります。2020/09/13
maimai
7
世界的な企業Microsoft。最近はGoogleやFacebookといったユニコーンの影に隠れていますがやはりカリスマたちは健在。AIやクラウドといった最新テクノロジーが現在主流となっていますが、ソフトウェアの分野に関してWindowsやofficeといったソフトウェアの開発によりその名を世界に轟かせています。もしMSがなかったらほとんどの企業活動は今ほど快適には進んでいなかったかもしれませんね。パソコンの普及に尽力したMSは今後のテクノロジー発展にどう貢献していくのか楽しみです!2020/08/30
Kiyoshi Utsugi
7
マイクロソフトのCEOである著者が、2017年に執筆したもの。 大前研一であればリセットボタンを押せ!なんですが、サティア・ナデラはリフレッシュボタンを押せ!なんですね。 CEOになるまで、CEOになって以降、未来のことという構成になってます。 2017年の時点で未来のこととして、複合現実、人工知能、量子コンピュータって、なんかありきたりで、ちょっとガッカリですが、これまでのWindows OS, Office一辺倒だったマイクロソフトを変えていったあたりはなるほどと思わせるところがありました。2019/09/27