内容説明
「エロティシズム……太古の闇のなかの恐怖をそのまま現代に持ってきたかのような、社会生活をおびやかす暗い力」。千一夜物語やサド、ジャン・ジュネ、フロイト、同性愛、ナルシシズムと、あらゆる角度から人間のアンモラルな隠れ家を探検。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
阿部義彦
23
改版して装いも新たになりました。エロスとタナトスについても深く考察しています、フロイト理論ばかりで切り込んでいますが、ユングにも興味がある私にはなんかモヤモヤが!でも、時代を考えればむりもないかな?拷問や黒魔術などは本当に興味深く読ませてもらいました。2017/10/11
明石です
4
冒頭のエッセイ『絶対と超越のエロティシズム』に痺れた、、2023/11/28
キーにゃん@絶対ガラケー主義宣言
3
澁澤に嵌まっていた十代の私に聞きたい。本当に理解っていた?(笑)。後半はともかく(;^_^A。で、今でも好きだよ~ヽ(´ー`)ノ2025/12/25
よいおいこらしょ
2
性とオカルトと宗教をシームレスにつなぐ文章力は流石澁澤龍彦先生。ジャン・ジュネの悪について考察は、『仮面の告白』の近江と一緒だと思った。2020/04/20
文字
1
想定していたより前半が難解だった。後半はコラム的で面白い。エロスという根源的な欲についてそのあり方、語られ方、捉えられ方を歴史の総体からみることができて学ぶ点が多い。 p.66「『黎明』によれば、「創られも創りもしない神」である「無底」は「自己を見よう」とする。「無底」は鏡にたとえられ、この鏡に映して見られた自己が「心」である。すなわち、「無底の意志」は「父なる神」であり、「心」は「子なる神」である。」 ・エディプスコンプレックスの乗り越え方。女には女のエディプスコンプレックスがあるのも初耳だった。2020/03/13
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