アルゴリズム思考術 問題解決の最強ツール

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アルゴリズム思考術 問題解決の最強ツール

  • ISBN:9784152097170

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内容説明

仕事の時間配分、書類整理から洗濯済靴下の片割れ探しまで、何をいつ行ないいつやめるか、そもそも行なうべきかの判断は難しい。だが人工知能の大本でもあるアルゴリズム論理の使い方を学べば、ビジネスや日常で迫られる判断を手早く行なえる。現代人必読の書。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

てつJapan

21
【良かった】 自身は頭がついていけなかったが、良書と思います。選択・決断をアルゴリズムという面に落とし込んでいった本。統計学と情報処理の基本がわかっていたら理解が進むのでしょう。ソートとその手間に関する記述は、事務方の自分にも腑に落ちました。2020/07/26

nekozuki

19
コンピュータ科学でのアルゴリズム研究を現実の意思決定にフィードバックして示唆を得ようとする本。コンピュータ科学と聞くとプログラミング的なイメージを浮かべたが、数学的な処理によって、いかに複雑な事象を論理分岐させていくかというのが主題という感じ。 脳がどれだけ複雑な計算をしているかがわかるようで面白い。2018/04/14

武井 康則

17
アルゴリズムを「問題を解くための一連の単純な手順」と定義し、コンピュータ科学者や数学者が見出した優れたアプローチを紹介している。秘書や空き部屋はいつ判断したらいいのか、挑戦するべきか、手堅く守るべきか、どんな整理が効率的かから、情報のない状況でどんな予測ができるのか、など。まずその問題にかかわった人々の簡単な紹介ののち考えのプロセスを説明する。数式は一切なし。最後はゲーム理論。人が関わってくるので、互いに相手を読み合うため再帰に陥るから。2020/01/12

K.K

13
(★★★★★)すごく面白くて,役に立つ! 「部屋探しで今見ている物件を契約すべきか」など身近な悩ましい問題に対して,アルゴリズム(数学的に導かれた最適な手順)が如何に力を発揮するかがよくわかる。部屋探しの問題は,部屋探しにかける時間のうち,最初の37%は見るだけに徹し,その後は今まで見た中で最もよい部屋に出会ったら即契約するのが最適だという。スケジュール管理の問題や、服や資料整理の問題など,日常の“あるある問題”を解決するアルゴリズムがたくさん。数学的な教養も深まりとてもためになる。読んで損はない一冊。2020/07/09

きむロワイヤル

12
コンピュータが発達し、力ずくでやる仕事はコンピュータに任せられるとなったことにより、人間はそのアルゴリズムを考えることが仕事となる訳で、その内容は、実生活に役立てられるんじゃないかという観点でみると、結構役に立つじゃんということになって、そんなことが書いてあります。 11のテーマ(最適停止問題、探索と活用、並べ替え、ソート、キャッシュ、スケジューリング、ベイズの法則、オーバーフィッティング問題、緩和法、ランダム性、ネットワーキング、ゲーム理論)に分けて、それぞれについて述べられてとても参考になります。2018/02/14

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