内容説明
故郷の富山から早稲田大学入学のために上京し、東京で初めて借りた部屋の家賃は2万5千円。あの頃の私は、とてもお人よしで、全く人を疑うことを知らなかった……。生活費のため、引き受けたアルバイトは、表札売り、選挙のうぐいす嬢、ホステス、そして“謎のお運びさん”!? 大都会・東京の片隅で、おずおずと、しかし、生き生きと花開いた大学生ムロイの愚かしくも愛しいい日々。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
真香@ゆるゆるペース
134
個性派女優の室井滋さんが、早稲田大学に7年通っていた頃の青春エッセイ。時代背景は、70年代後半から80年代半ばといったところか。富山から上京した室井さん(通称:ムロイ)が、ホステスやウグイス嬢などのバイトに明け暮れる日々や、いろんな地方から集まった一癖も二癖もある大学の仲間達との交流を描く。食うや食わずの貧乏学生で大変だっただろうに、それすらも楽しんでて明るいのがホントに素敵。読んでいて心が温かくなって元気をもらえた。若かりし頃の室井さんの写真がいっぱい載ってて、今とあまり変わらないけど初々しくて可愛い。2020/08/31
退院した雨巫女。
10
《私-蔵書R》室井さんの凄まじい大学生活。すごい友達に、激動な暮らし。体験したいかといえば、パスしていいかなあ。2019/04/30
spatz
4
早稲田大学の学生時代のはなし。相変わらず、それ、ほんとに起きた話?といちいちおもうほどいろいろな笑えることが起こるのだ!「どうしても困ったらこれを古本屋にもっていきなさい」と上京するときに父親から渡された、太宰治の斜陽、あとからみたら価値の高い初版本だった、とか。。2014/10/11
嶽浦かな野
2
「すっぴん魂」と同時読み。面白かった。明るい。暖かい。陰鬱な場所で読むとしみる。借りた本。2015/10/28
カンパネルラ
1
最高に面白かった。それにしても、原田宗典じゃないけど、色んなことのある人だ(笑)2003/08/27
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