内容説明
国民の5人に1人が高齢者となり、今後も増大傾向にある「ひとり老後」人口。年をとることや、1人で暮らすことを楽しむ人も増えている。こころと脳の専門家として数多くのシニアの悩みにも寄り添ってきた著者は、「これからの幸せなシニアライフのカギは“人づきあい”」だと言う。そこで本書は、人間関係をはじめとした、ひとり暮らしをより快適にするために役立つ、新しい老後のヒントを提案する。隣人(地縁)や友人づきあいのコツ、ひとり時間の過ごし方、ボケない・病気にならない習慣など、不安やストレスを解消する具体的方法を満載。 【第1章】ひとり老後は孤独ではない/【第2章】自立している人、孤立している人/【第3章】他人と話が続く人、すぐ途切れる人/【第4章】「うざったい人」にならない16のコツ/【第5章】「もしも」の時に頼れる人がいるか……脱「無縁社会」のヒントが、ここにある! 定年後の人生を満喫したい人、必読の書。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あつひめ
39
思っていたより参考になりそうなことが多かった。最近は人との付き合いも断捨離するような勧めが多い中、人付き合いのコツを教えてくれる。一人暮らしこそ人との付き合いは大切だということだ。核家族が増え隣近所とも薄い付き合いを見直すことも大切かも。私も実際リア友と呼んでいいかどうか悩む関係のボラ仲間にも悩みなど話すことは全くない。なかなか話のキャッチボールがうまくないので意識改革が必要かな。ダラダラではなくゆっくり。そういう表現いいな。年を重ねるとてきぱき動けない。いつも身だしなみに気を付けて楽しい1日を過ごそう。2024/09/12
一彩
1
「相手が七割,自分も三割ぐらいは話すことができるはずです。」わかっているようで,むずかしい。2018/02/23
ちゃちゃ丸ママ
0
いずれ誰の下にもやってくる老後の心得として読んでみました。でも、これって、ひとり老後じゃなくても必要なことかもしれないです。2011/08/12
senyora
0
まだ夫は健在ですが、将来の参考にと読みました。第4章の「うざったい人」にならない16のコツ、は参考になりました。・代替案のない反対意見は言わない。・うわさ話のときはあえて「耳が遠い人」になる。・年の功は、断る時に発揮する。・人の話を横取りしない。 今からすぐに心がけようと思います。2010/12/23