内容説明
皇室は何のために在り、我々にとっての何なのかを懇切丁寧に解説
今上陛下が皇太子時代に東宮侍従を務め、昭和天皇の最後の拝謁を賜った著者。皇室と長い間深い関係を持ってきた者だから書き得た、解りやすく親しみやすい「皇室入門」です。日本人の誰もが知っている皇室だが、そもそも皇室とは何なのか?
今上天皇が皇太子時代に東宮侍従を務め、昭和天皇の最後の拝謁を賜った著者だからこそ書き得た、懇切丁寧で解りやすい皇室ガイドの決定版
今上陛下の退位、眞子様のご婚約と話題に欠かない皇室。いま国民の関心は高まっている。
しかしながら、我々は皇室のことをどれだけ知っているのだろうか? 外国人に皇室のことをきちんと説明できるだろうか?
本書は東宮侍従として皇室にお仕えした者だからこそ実現した、皇族方のご活動を臨場感たっぷりに描く解説本。天皇陛下が何を祈られているのか、所謂「皇室外交」にはどれだけの効果があるのか、「退位」に関する今上陛下のお考えとは等々、我々が強い関心を持つトピックを中心に展開していく。
主な内容●そもそも皇室ってなに?●諸外国の「王様」と「天皇」はどう違うの?●皇室はどこから収入を得ているの?●ニュースでよく聞く「ご公務」って、なんのこと?●天皇はどんなことを祈っているの?●「宮中祭祀」ってなんのこと?●よく耳にする「三種の神器」は宮中祭祀で使うもの?●皇室外交の意味はなに?●今上陛下はどうしてそこまで危機感をおもちなの?●男系継承を守る秘策はある?―――etc.
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ジュリ
3
元旦には朝5時から寒いなかお祈りをして、その後には公務を行っている。そして、テレビなどでは伝えられていないけれど、日本各地や海外などに出向いて交流などしている。知られていないところで天皇は大変な仕事をしているのだ。税金で生活しているくせに、といったことを言う人がいるけれど、こういった大変な仕事をしていることを考えると、そういったことを言うのはおかしいと思う。税金で生活しているくせにという人にこそ読んで欲しい本。2021/12/18
きくちゃん
1
平成の時代もまもなく終焉を迎えようとしているいま。それも近代の天皇にとって極めて異例とも言えるその終わり方に日本人としての自分をじっくりと考察する良い機会だと思い本書を手にした次第。中でも平成12年に行われた今上天皇のオランダ訪問の際のエピソードには少なからざる感銘を受けた。そして著者の言葉ではないが国力には9つの要素、即ち「地理」「天然資源」「工業力」「軍備」「人口」「国民性」「国民の士気」「外交の質」「政府の質」・・これらを鑑みた時に皇室の果たしてきた役割こそ日本を日本たらしめてうべなるかなである。2017/11/30
Tomonori Yonezawa
0
地元の図書館から借りて読んだ本。QA形式で天皇や皇室のことを学べる本で、初心者向けな印象。文章にはかなりの知性を感じさせる。「自分のポジションを変えない」ということを意識(か無意識か)して書いているように感じる。 皇室関係の本はよく読んでいるせいか、知らないことはあまりなかったものの、自分の本棚に並んでいてもいいなと思った。2018/01/02
zero
0
〇2017/11/07
花椿
0
★★★★2018/01/28
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