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内容説明
「会計の本を読んでも、仕事で使えるようにならない!」
こうぼやく人は多いと思います。その原因は、会計の勉強が「暗記」にかたよってしまい、「理解」につながっていないからです。しかし会計は、理解しなければ、「使える」ようにはなりません。
そこで、本書は会計を“そもそも”の仕組みから解説しました。
お金の大きさを「ブロック」で表現し、そのブロックをテトリスのように操作することで、むずかしい会計用語を使わずに、仕組みをざっくりと説明します。
そうしてできあがった「貸借対照表」に目と眉を描き込むと、一目で会社の安全性を把握できるようになります。
「損益計算書」と「キャッシュフロー計算書」は、「過去から現在までの過程」「他人との関係」という視点をもつと、ポイントがわかるようになります。
「管理会計」は、自分の直感を具体的な数字にすることで、「未来の決断」ができるようになります。
本書を通じて、「過去」の結果である決算書を読みこなし、「現在」の行動が決算書に与える影響を理解し、「未来」における会社の状況を予測できるようになりましょう!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
fu
20
さらっと学んで、するりと頭から抜け落ちて行く会計学。これは専門用語の丸暗記しかないのかと思っていたが、「覚えず理解する」のが本書の狙い。タイトルのカジュアルさからして中身が薄いかもと思ったが杞憂だった。テトリスや似顔絵B/Sなど視覚インパクトの強い説明のおかげで、ざっくりと本質が掴める。単調で面白みのない印象があった会計学が楽しめた。1時間もあれば読めるので入門書として良い。2016/12/31
じぇふ
4
「会計」というのはとにかくとっつきづらく、これまで逃げ続けてきたのですが、おおよそ逃げ切れない時代になってきたと感じたので読んでみました。これでもか、というくらい専門用語を排除して「相手」と「時間」の切り口で解説されたことで「こういうことだったんだ」と理解出来ることがとても多かったです。特にBSの似顔絵分析は子供だましに見えるかもしれませんが、私にはなるほどという発見でした。会計の勉強をする前の初心者本を読む前の「解説本」として、全員に渡してほしいくらい、わかりやすかったです。2020/03/16
とこ
4
これから会計を学ぶ人にとって、ざっくりでわかりやすい内容でした。2019/02/16
moleskine_note
4
基本になるの、何度もここに立ち戻って読むといいかもね。2017/04/23
ケン・リヴィングストン
4
何を隠そう商学部出身の私。学部1年目の簿記の授業で「これはわからない」と初回のガイダンスから逃げ出したまま会計知識を避けるように生きてきたが、なんと経理部に異動になってしまった。さあ困ったぞという時分、電車の待ち時間に駅の本屋でたまたま手に取ったこの本をきっかけにして簿記や会計ということがわかるようになってきた。読了日にちょうど会社の損益計算書を渡されたが、本当に内容が理解できるようになっていた。「入門書で挫折するひとは何がわからないのか」アンケートを基に導入部から丁寧に説明してくれる本。2017/04/19