内容説明
我、信長を籠絡せり。主君の力量を見極め、弱点を探り、全力で取り入る。猿面の下に隠した野望。太閤秀吉、史上最大出世の秘密。猿に似た醜い容姿。武勇に優れるわけではない。智謀に長けているわけでもない。そんな秀吉が、なぜ信長に重用されたのか。そしてなぜ天下人になり得たのか。信長自身が信長の人生を語る――驚きの着想で好評を博した『信長私記』に続く第二弾。今度は秀吉が自らの謎を明らかにする!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
starbro
123
花村萬月は、ほとんどの作品を読んでいる作家です。本作は『信長私記』に続く第二弾、花村萬月版豊臣秀吉です。花村萬月節で、豊臣秀吉の青年時代を描きます。人誑し&女誑しの豊臣秀吉は大変魅力的ですが、中途半端な終わり方は続編があるという事でしょうか?信長⇒秀吉と来たら、第三弾で家康もあるのかなぁ?2017/11/10
いつでも母さん
106
いやはや、これは花村萬月の秀吉だ。まだ太閤にはなっていない。花村萬月が若き秀吉を描くとこうなるのかーって感じで読んだ。私記とあるのだから、そこは花村萬月の世界があったが欲を言えば、その後の秀吉を読みたい。信長・秀吉と来たら家康もあるのだろうな・・2017/11/21
からす
22
自分には合わなかった。2017/11/29
tom
15
お久しぶりの花村萬月さん。秀吉の出世譚だけど、いかにも萬月風の語り口。肉欲満載なのは当然として、延々と自己を語り、その内容は執拗で奇妙に自省的。ここのところが、読んでいるうちに、次第に乗せられているような気分にさせられてしまう。連続して読むと、食傷という感じになっていくのだけれど、たまに読むと刺激的で面白い。2020/08/25
ophiuchi
13
これを読んで秀吉が天下人になれたのは本当にまれな出来事だったことをあらためて認識した。2018/02/08




