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内容説明
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男はとてもびんぼうでした。働いて働いて、気がつくと大金持ちになっていたのです。ほしいものはなんでも手に入るようになった男がつぶやきました。「ああ、あのときのカレーライスが食べたい。」まずしいときにごちそうになったカレーのことです。男の頭はそのカレーのことでどんどんいっぱいになっていき、家来や家族に無理を言って……気がついたら、またひとりぼっちの、びんぼうな男にもどっていたのです。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
momogaga
51
【大人こそ絵本を】あの時の感動を再び求めようとして全財産を投げ出した男の物語。賛否両論あると思うけど、諦めないことが大事。2018/12/08
ヒラP@ehon.gohon
26
おもちゃ図書館で読み聞かせしました。大人の読み聞かせ。人生について考えさせられます。2021/03/31
ぱお
23
ハッピーエンドなのか、そうじゃないのか・・・とっても困る本でした2017/12/17
わむう
19
一所懸命働いて大金持ちなり全てを手に入れた男。しかし貧しい時にごちそうになったカレーライスが忘れられず再現しようと食材の全部を一から作ったり世界中から一流シェフを呼んだりと全財産を注ぎ込む。丸裸になった男の前から家族も家来も呆れて去ってしまい行き倒れた所を助けられ振舞われたのは、あのときのカレーライスでした。2018/12/02
anne@灯れ松明の火
18
遠い方の新着棚で。きむらさんと伊藤さんで、楽しみに手に取ったのだが、一緒に読んだ友達とふたり、うーーん。感想に困る(苦笑) 「本当に、きむらさんの作?」と顔を見合わせた。とりあえず、伊藤さんの絵はダイナミック。2017/10/31