内容説明
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IoT(モノのインターネット)では、さまざまなセンサーを搭載したデバイスを使って、音、振動、電圧、気温、湿度、流量など現実の環境の状態を把握します。得られた情報は、インターネットを介してクラウドなどで処理し、活用やフィードバックを行っていきます。接続されるセンサーを搭載したデバイス数は、これから数年で数百億台にもなると予想されています。
これから激増していくIoTシステムを構築・活用していくのに必須となる知識と活用方法を、センサーの種類や取得できるデータの特徴から、通信方式、データを蓄積、分析する方法などまでしっかり解説しています。デバイスの設置や無線通信で問題になるセキュリティなど、運用に関する課題についても理解しておくべきポイントと対策まで紹介しています。
IoTシステムにかかわるソフト、ハードのすべてのエンジニアに必携の書籍です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
vinlandmbit
35
だいぶ一般にも浸透したIoTについて、まさに全般をしっかり捉えることができる良書に感じます。業務でも関連する事から手に取りましたが、この分野に少しでも接する方は一読おすすめです。2019/12/28
ミライ
23
モノとインターネットを繋ぐ仕組みであるIoT(Internet of Things)の基本から、その仕組み、サービス展開までを解説した教科書的な書籍。図や絵を交えてわかりやすく解説されているのでインターネット業界で働いている人であれば内容理解できるはず(エンジニア向けの専門書ではない)。2017年11月出版なので、若干情報が古い(この業界日進月歩な為、、、)のが玉に傷。2019/01/05
きっちょ
7
IoT、学ぶしかない。電気系にいながら今まで着目してこはかったのがほんとうに悔やまれる。ラズパイもっとやっときゃよかった。。。 2019/09/13
ちくわ
3
IoTを考える上での全体像が記載されている。IT技術の進歩により、いわゆるレガシーな領域のビジネスにおいても、ITを意識したビジネスの展開を考えることの重要性が増してきているように思える。そのような中で、IoTの技術面に始まり、そのビジネス上の展開までの全体像を把握し、また、実際のIoT製品に関しても紹介されている本書は、IoTを学ぶ際の1冊目としては中々わかりやすいとは感じた。ただし、全くIT分野の基礎知識がないまま読むと、用語面でつまずくことがありうるので、その点に関しては別途基礎知識が必要と感じた。2020/05/28
Iron Patriot
3
IoTの概念的を紹介して終わる本も多い中、本書はセンサーの種類の具体例や可視化のためのBIツールからセキュリティ、サービスの展開のシステムまで広範囲に扱っており、非常に実践的な書と言う感じがした。2017/12/16