祥伝社新書<br> 織田信長の外交

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祥伝社新書
織田信長の外交

  • 著者名:谷口克広
  • 価格 ¥968(本体¥880)
  • 祥伝社(2017/10発売)
  • ポイント 8pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784396114428

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内容説明

信長の特徴は外交にこそ、ある! それは後継者たる豊臣秀吉・徳川家康を含め、どの戦国大名とも異なり、武断派のイメージがウソのような「待ち」の姿勢、相手や状況によって施策を変える「柔軟さ」から、権謀術数を用いた「力の外交」までを縦横無尽に展開した。一貫して信長を研究してきた著者が、現代にも通じる教訓とともに、日本史上稀なる人物を読み解いた力作。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

鐵太郎

9
谷口さんの信長本。またまたです。今回は信長が外交的にどのように処したのかに焦点を当てたもの。相変わらず面白いね、この人の書き方。ところで思うんだが、若いころの数百の人数を率いて戦場を駆け回ったとき以後は、猛将とか前線司令官としての信長は考えちゃいけないようですね。読み始めて、ご本人の書いた「信長と将軍義昭」の中に書かれていた文章を見つけました。セルフカバーとはいわないのだろうけど(笑)、信長の外交を抽出して書くとその一部にこれが入ることになるのかな。2016/01/26

六点

6
畿内を制圧するまでは、遠交近攻策や強者には気を使った外交をした信長が、天下人に近づくに連れ、ゴリ押し外交になってしまうというのは、人間の弱さというかなんというか・・・と、思いたくなりました。

代理

4
義昭と信長、けっこう上手くいってたんだなーというゆる感想。包囲網の黒幕は顕如(本願寺)では?という考察が面白い。2023/02/15

くらーく

4
谷口氏は、晩年に実家の近くにお住いのようだった。近所の図書室に寄贈されていましたね。 まあ、内容はさておき、勝ち抜いた武将の外交ですから、多少の失敗はあれども、上手く行っているわけですね。小さい時から苦労して身に着けた成果でしょう。学ぶ姿勢(日々実践はしているし)が大事ですよねえ。2022/06/04

みこ

2
自身でも何冊目だろうかという「信長本」ではあるが、読むたびに織田信長像が更新されていく。彼は必ずしも旧勢力や体制を全否定していたわけでもなければ冷酷無比だったわけでもない。 しかしながら、なるべくなら外交努力で事態の打開を図ったが最後は武力で解決というのは昨今の国内外の情勢と照らし合わせると深く考えさせられる。2015/12/17

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