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内容説明
狭い、暗い、死ぬほど危ない! なぜ、そんなに苦しい思いをしてまで、探検家・吉田勝次は洞窟に潜るのか。それは、どこかにあるはずの「誰も見たことのない」未踏の世界を見たいから! 発見以来16年間調査している大洞窟「霧穴」の紙上探検をはじめ、沖永良部島の絶景洞窟「銀水洞」、オーストリアの「氷の洞窟群」、世界最大の洞窟「ソンドン洞窟」、そして現在調査中の未踏洞窟の紹介まで、世界中の洞窟と洞窟探検の魅力を語りつくす。美麗な写真口絵、ラスコーなどの洞窟壁画をめぐる五十嵐ジャンヌ氏との対談も収録。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
リキヨシオ
25
日本に馴染みのない「洞窟探検」とは…ガイドブックの有名な観光洞窟ではなく、地図に載らない誰も踏み込んだ事のない人類未踏の洞窟の探検。個人的には「冒険」や「ダイナミック」というイメージがあったけど、洞窟の発見や探検にたどり着くまでは、地道な作業の繰り返しだと感じた。実際の洞窟探検でも地図やGPSに頼れないので怪我をしないように細心の注意を払い慎重に行動する事が必須。それでも著名な洞窟探検家が語る洞窟探検の世界は、普通の生活では味わえない感覚の連続!有名RPGで培った洞窟イメージとは大きく異なり新鮮だった。2018/09/27
ようはん
17
「洞窟ばか」に続く洞窟探検家の吉田勝次氏の著書。前作同様に冒頭の洞窟のカラー写真は素晴らしいの一言。しかし高層ビルがすっぽり入ると形容される巨大な縦穴にロープを伝って降りる、狭い穴を匍匐前進で入り、何があるか分からない水路をダイビングする等は危険で死にかけた場面も遠慮なく多数紹介されており、とにかくハラハラする。2020/07/29
マッキー
14
これは面白かった。死と隣り合わせなのにもかかわらず人類未踏の場所に行きたいと情熱を注ぐ作者の思いや工夫、そこでの発見などが手に取るようにわかる。2020/03/04
ほんまる
14
考え方がシンプル、自分がやりたいことをするすばらしさが、わかった2017/12/08
やん
9
洞窟やケーブダイビングは神秘的な感じがして昔から憧れはあるけれど、閉鎖された空間が空間があまり好きではないし何の知識も技術もないので観光鍾乳洞を見るくらいで終わっている。この本では周到な準備や調査の上で行われる洞窟探検の概要が紹介されていて好奇心をかき立てられる。プロの元で洞窟探検を体験することができるようで、そんな方法もあるのかと改めて教えてもらった。探検を続けるためにも安全が第一というのも重要。忘れかけていた何かを思い出すきっかけをくれた本。生きているうちに体験したいことに、洞窟探検も加えたい。2019/08/18
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