高校生が感動した確率・統計の授業

個数:1
紙書籍版価格
¥1,078
  • 電子書籍
  • Reader

高校生が感動した確率・統計の授業

  • 著者名:山本俊郎
  • 価格 ¥950(本体¥864)
  • PHP研究所(2017/10発売)
  • ポイント 8pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784569836195

ファイル: /

内容説明

「2枚の100円玉を投げたとき、両方とも表が出る確率はいくらでしょう?」この問いに対して、多くの小学生は「三分の一だよね」と答えますが、正解は四分の一。100円玉に区別をつけずに考えると(表表)(表裏)(裏裏)の3通りと思ってしまいますが、区別があると(表表)(表裏)(裏表)(裏裏)の4通りです。確率は、このように自らの解き方の間違いをきちんと把握することが大切。そのためとにかくイメージを丁寧に伝えることを心がけました。一方統計は、「標準偏差」「相関関数」などの基礎知識をしっかり身につけることに主眼を置きました。10代から大人まで楽しめる一冊です。代々木ゼミナール人気No.1数学講師による、もっともわかりやすい名講義です! ●確率の本質を言葉にすると ●確率の起源はわずか350年前 ●「場合の数」の考え方 ●確率の世界へ ●統計の役割

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Ryo

9
とにかく数学の扉を叩いておけと思わせる本。自分は幸いにも、論理的に話を組み立てる人だと言って貰える事がある。ただ、数学が出来る人にはひっくり返っても到底及ばないと思う。問題を厳密に考える手法、厳密だからこそ実現できる様々な解の出し方。捉え方を少し変えるだけで、答えが一瞬で表出したりする様はまさにリフレーミング。ちょっとした情報の見落としがあるだけで答えは全く異なり、全てが揃っていれば全く同じ答えが出てくる。完全にパズルであり、これ以上ない論理的思考法だ。この歳まで数学を避けて来たのは大いなる失敗だった。2018/03/06

セイタ

5
場合の数、確率、統計についての半ば演習用の本である。もっと面白さを伝えてくれる本かと思ったが割と実践メインだった。高校生はこの本をやるならば黄チャートをやったほうがいいかな〜 余計な小話がノイズとなるだろう。逆に通勤時で軽く読むだけならば演習を飛ばす必要があるのでお勧めできない。著者の解放を流し読むするのが苦痛で2章と3章はバッサリ切って、統計の章だけ読んだ。 正直どの層を狙って書かれたがわからない。著者は参考書のほうが向いていると思う。2021/06/24

パット長月

5
頭の体操にとても良かった。確率・統計の授業とあるが、統計部分はごくわずかで、かつこの本を手に取った社会人ならたぶん知っている内容ばかりなので、統計を学ぶまでの下準備という感じだろうか。でも、それがあるとないとで、統計の理解度も、また違ってくるのかも。ここまで詳しく(くどく?)説明してくれている学参は余りなかろうと思う。2018/12/08

リハヒロ

5
来年の2月に統計の話をするので読みました。とても詳しく書かれていてわかりやすかったです。やっぱり統計の基礎がわかってなかったという事もわかりました。まだまだなんですなぁー2017/12/17

Mark X Japan

4
タイトルの確率・統計が懐かしいです。内容も,必要に応じて深かったりします。社会に出てから使う場面が多い分野なので,比較的興味を持って読めると思います。統計は,高校数学でも重要視されつつありますが,その理由も読めば分かります。☆:4.02018/09/15

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/12269208
  • ご注意事項